演劇ワークショップの台本作りから学ぶ説明会やセミナーの3つのコツ

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平田オリザ先生の演劇ワークショップの台本作りのポイントとして有用な3つの具体的方法があります。個別のセミナーの開催や会社説明会に活かせる要素です。少し変わった分野から要素を取り込むと新鮮さや面白さを演出することができます。

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もくじ

1.共感できるポイントを作ってあげる

演劇は社会的なものと人間的なもののバランスで成り立っています。このバランスを上手にとってあげることが演劇の台本をよくします。

 

図示するとこんなイメージです。

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「刑事が犯人にカツ丼を振る舞う」のは、社会的な状況にいる二人が食事というパーソナルなところに落とし込んで関係性を深めるというように分析されます。

 

こういった内容を上手に取り込んでいるのは、「17歳のオルゴール」です。

 

2.社会的なものに人間的なものをつっこむ

社会的なものに人間的なものを突っ込むことで笑いをもたらせます。

 

古典的ですが、「タキシードを着た紳士」というそれだけで社会的な意味を持っているものが、バナナの皮で滑る状況がこの内容に挙げられます。バナナの皮で滑るのはとても人間的です。

「1.共感できるポイントを作ってあげる」には、社会的なものと人間的なもののバランスがありました。方向性を変えて、社会的なものに人間的なものをつっこむことは笑いをうめます。

セミナー講師というのは、その表現だけで既に社会的なものです。会社説明会に参加するという状況も既に社会的なものです。そこに個人的なものを上手に情報として取り入れてあげると、笑いもあるあたたかい集まりにすることができます。

 

 

3.台本は科学実験、仮説を立てて実験を行い改良する

台本は科学実験のようなものです。PDCAサイクルを使ってブラッシュアップをします。

 

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具体例を挙げると、

  1. Plan  ウケる内容の仮説計画を立てる
  2. Do    実際にセミナーや説明会を行う
  3. Check 実施した内容でのウケ仮説が合っているか評価検証する
  4. Act   改善を行う

という感じです。

 

まとめ

演劇には人を楽しませたり感動させたりする手法がたくさん入っています。セミナーも内容が良いだけでなく、うったえかける方法を意識するとさらに成功となり得るはずです。

自分のセミナーや会合、説明会等の見直しに活かしてみましょう。

 

【編集後記】
製造業のようなモノづくりを考えると、ひとつひとつの商品の細かな改善を考えて実行しています。サービスについても、上手に記録と分析を使って極み達成を目指すと良いなと思います。

観光客も最近は多いですね。今日は中国の方に乗り換えの案内をしました。2階を走る鉄道と地下鉄とで、初めての方はなかなか分かりにくいみたいです。

【昨日のはじめて】
グレープ石鹸

【昨日 子どもと】
洋服を買いに行きました。少し寒くなったので風対策です。

睡眠のパターンが少し変わってきたみたいで、夜も元気になってます。キーボードを打つ音に反応して興味深そうに見ています。コトンと寝だします。寝顔が可愛いです。

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