子どもに集中するための、保育所の伝達方法と営業伝達の共通点

Tuutenkaku

保育所が足りない点や保育士採用の点で保育園が話題にのぼります。関わってみて感じるのは、子どもの面倒をあれほどしっかり見ていてとてもすごいなということ。確かに費用はかかるけれども対価以上のものを提供してくれていること。良い点がたくさん見えました。

反面、情報伝達回りは工夫があればもっと楽になるのにと感じます。投稿はタッチパネルになっていましたが、紙が多いです。伝達事項のやりとりを工夫できれば、保育士さんの手間が減りますし親御さんの情報処理の時間も減ります。

 

伝達に時間をかけることも、一昔前までは一生懸命さのアピールになったかもしれませんが、今は工夫して減らすべきところでしょう。情報伝達で改良するべき点をみていきます。

 

Tuutenkaku

*通天閣を見上げて by iPhone X

 

もくじ

申込書の一式が紙媒体

情報伝達の関連で最初に繰り返しだったり工夫のしがいを感じたのは申込書でした。印鑑を押すにせよ、住所や名前やアレルギーなどのアンケート部分はスマホやらパソコンで入力をできるようにして印刷をかけさせる方がいいでしょう。

入力する方の手間もそうですが、書類一式を用意することの手間が減るからです。

 

保育園では多量の事務が発生しているのも容易に想像できます。集まりを開催した際に紙媒体を用意するのはとても大変です。

人数は決まっていても予備をどれくらい用意するか。人が万一来なかったらどうするか。そもそも紙の書類何十種類もをひとまとめにするのは、人の手で行うことになりがちです。

 

先生との記録共有も紙媒体

連絡ノートが紙媒体でした。

連絡ノートを紙からやめている保育所もあるでしょうが、まだ紙の連絡ノートが多いです。今ではクローズドSNSもあります。SFAやCRM関連を応用して連携を作ることもできます。共有はテキストでなくても、手書きの文字を共有することもいいです。

状況に応じて時短と連絡性を高めるやり方に優先して変えると、無理なく導入ができます。

 

先生はとてもよくその日の記録を仕上げてきてくれます。これを人数分当日中に仕上げるのはすごい仕事だと、感心してます。

 

連絡事項がToDoになっていない

連絡事項をToDoにして共有することも必要です。

受け取った側としても、ToDoが見える形で手元にあってほしいです。連絡する側としても簡単に必要な事項を伝えたいです。このためのToDo共有も便利です。

 

親としても、先生と連絡事項を話すよりもその日の具合や発達の過程の質問をしたいです。しかし、先生とやりとりできる時間は限られています。その限られた時間を連絡事項に奪われてしまうのはもったいないと考えます。

 

SFAやCRMとLINEやカレンダー連携

こういった連携は、実はSFAやCRM((両方並べているのは、機能の垣根が曖昧になっているのと、応用できる可能性が両方にあるということからです))で、一般の企業の営業の人が情報連携・分析・ToDoリマインドされている点と類似します。

ここにIFTTTの可能性も考えれば、ここにLINEやGoogleのカレンダーとToDoを加えられます。

 

誰かの楽が相手の負担になる仕組みではなく、誰かの楽が相手の楽にもなる仕組みが組める方向性はこういうことでしょう。

 

 

【編集後記】
保育士さんの募集も難儀をしている会社さんが多いです。保育士さんは保育に集中できるような環境を作ってあげることは、採用においても働く場としても優位になるでしょう。と感じました。

【昨日のはじめて】
改装中の阪神百貨店

【子どもと昨日】
年長組のお姉さんと遊ばせてもらって、箱に形を入れるパズルに一生懸命。年上の子どもと触れ合える機会があるのは、預かってもらっている以上に嬉しいことです。コミュニケーションの基礎になっていくのかななとど、自分も振り返っています。

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