戸建てが寒いのは昔の話。古い家を基準に戸建ての断熱等級を考えない

object made of tree
戸建て住宅で年配の人に意見を聞くと、「寒い、マンションの方が暖かい」と言います。これはこれで一理ありますが、正しい内容ではありません。

戸建ては寒いと考える人は、断熱等級をあげて作ると暖かい家ができます。

上手に家のSPECを選びましょう。

 

 

object made of tree

*食べ物屋さんにて

 
 
もくじ

断熱等級4の家

断熱等級4の家を体感してみましたが、外と温度が違うと実感できるものでした。

「断熱等級4の戸建て>マンションで周りを部屋で囲まれている部屋>古い戸建」の感じです。

 

地域によって求められるSPECは変わってきますが、ウレタンの吹き付けなどをして密閉空間をきっちり作ることで暖かい家になります。

暖かい家は、一般的には女性や子ども、年配の方に優しいものです。旦那さんは寒がりでない限りは基準になりません。もし、寒がりな方であれば、こういった男性であっても良い環境と感じます。

 

マンションはいいが‥‥

マンションもいいですが、暖かさが優先されてマンションがいいと感じているのであれば断熱等級を上げることも検討点です。戸建てでもこういった暖かさは実現できます。

 

家に対する知識はみて回った時の経験や実際住んでみた経験です。このうち、住んでみた経験の方が相手に提供する材料として大きいです。

不動産屋さんと話をしても、今住んでいる家を基準に回答してくれている人が多かったです。建ててみて分かるという要素が強いことも納得。その代わり、ある程度の期間で知識のアップデートも必要でした。

 

モノの性能は上がる。家性能も上がる。親に報告もする。

モノのSPECは上がります。家に付属してくる電化製品は言わずもがな。家自体の基本性能も大きく上がっています。

結果的に、親世代と戸建住宅のSPECの相談をするときは注意が必要です。親は住宅を購入するときにスポンサーになってくれることが多く、その意見は大きくなります。無下にはできないけれども、選べる住宅のSPECは格段に増えています。

 

やんわりと親に、こういった家の性能が上がる旨を報告しつつ、関係者の合意形成に努めていきましょう。

合意形成はとても大切です。こんな記事も書きました。

あわせて読みたい
一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | 戸建てが寒いのは昔の話。古い家を基準に戸建ての断熱等級を考えない
ワークショップで重要「同意形成」と「合意形成」の違い 参加者の意思をまとめて結論を出す これが合意形成です。 でも、日本は同意形成で組織の意思決定が成り立っています。ワークショップでもこの二つの差を意識すると全体...

 

 

【編集後記】
先日「なんでもないや」を聞きまして、改めていい曲だなと。何気に君の名はの映画を2回みに行きました。お正月に地上波でやるということも耳にしましたが、映画館での絵がキレイだったと、新卒の子と話して盛り上がりました。

【昨日のはじめて】
ハンディークイックルワイパー

【子どもと昨日】
あげた積み木が気に入ったようで、口に入れては家中に持ち歩いて散乱させてくれます。クマの絵も好きなようで、絵柄を上手に識別してます。

ベビーサインの「ちょうだい」がなんとなくできてきた感じがして嬉しいです。

もくじ