ある院卒文系女子の就職差別の話は、社会ニーズとのマッチング齟齬

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ある院卒文系女子の就職差別の話は論点が混じっています。女性であるかないかという点、大卒か修士卒か、専攻が何であるか、こういった点を、女性であるかないかに集約しているます。

男性であっても同様に採用されないことが起きます。女性差別助長で読ませる論調で書いている感じです。

東京のホテルでの朝食

ちなみに、文章を抜粋するとこんな感じです。

修士1年目にあたる2016年秋、島本さんは就職活動を始めた。「グローバルなものづくり企業」を軸に志望企業を選んだ。

有名国立大学の院生、学部時代の留学経験、落ち着いて論理的に話す様子、しかも大卒の就職内定率は97%超(2017年度卒)という売り手市場。島本さんの就活は問題なさそうに思える。しかし、今月の内定式まで約1年にわたる就活体験は、第一印象からの想像とは違ったようだ。

「性差別するつもりはないんだけど」

大学院ねえ。そんなに勉強してどうするの

手元の資料を眺め、そう話す男性採用担当者(メーカー)の言葉に一瞬、面食らった。複数企業が参加する、スカウト式の就活イベントの面接でのことだ。

中略

素材メーカーの面接で「はっきり言って、頭良すぎていらないんだよね」と言われたときには、「受かるワケがない」とさすがにショックだった。

6月に入り、内定が解禁されても、違和感を飲み込みつつ就活を続けた。

大手ゼネコンや自動車メーカーで、最終面接やその一歩前まで進んでいたので「どこか一つくらいは」と期待していた。ところが軒並み内定には至らず、最後の1社から連絡が来るはずの日から1週間が立つと、さすがに焦りを感じた。

「自分はもしかして負け組なのかもしれない」

「あなたの学歴ではもったいないよ」

国立大学院の文系女子なんて、生意気に感じるんじゃないの?

JR大阪駅近くの外資系ホテルのラウンジに向かうと、約束の時間より早く到着していたその女性は、こちらに気づき立ち上がって軽く会釈した。関西在住の国立...

大卒か修士卒か

大学院卒になった場合にその仕事のクオリティが上がるかという場合でなければ本来は評価されない点です。日本は年齢給となっていることが多いため、大卒より修士卒の方が給与を払わなければなりません。

人を扱うから特別な話のように感じますが、マーケットがあるサービスを提供している場合、同じ価値で金額が高いか低いかあれば、どちらを積極的に選んで購入しますでしょうか。

大卒か院卒かをそういった観点から考えれば、大卒が好まれてしまうことがあります。

また、インタビューでは分かりませんが、大学院になぜ行っているかの軸も明確な方がいいです。

一度、旧帝大院卒の人の面接をしたことがあります。もちろん優秀でした。しかし、それが仕事に活きるかどうかや、自分を活かすことを考えていない進路選びをしていました。サービスや物を提供する企業側にも軸が求められる時代、会社で働く側であっても同様の軸が必要です。

専攻が何であるか

専攻が何であるかも重要です。文系の大学院に行っている知り合いがいます。その人は浪人をしていましたし専攻が日本文学ではありましたが、しっかりと採用されていました。自分が売るべきところがわかっているのです。学生の時にはあまりわからないかもしれませんが、第一印象でその仕事に向いているかもあります。自分の趣向性と他の人からの見方が合致するような分野を選んだ方が、採用されやすいです。

また、文系院卒というのは、男性であっても採用されるのが難しいきらいがあります。そういう懸念がある人こそ、工学部の機械や化学工学辺りに行ったほうが評価される場合があります。

今回の記事は、女性であるかないかというところに焦点を当てた文章のように作っていたので論点がずれがちでした。しかし、院卒にするかどうかと専攻をどうするかどうかは男女に関係なく必要です。

【編集後記】
就職は人の人生がかかってくることが多いです。上記のように論じましたが、学生時代は平等な感じがしているのにその出口で差別を受けるのは、大変いたたまれないです。自己責任の側面があれど、本人が望む道で、かつ収入がついてくる方に進められるといいなと思います。

【昨日の初めて】
Groovy HDD USB3.0

【昨日子どもと】
お風呂でバシャバシャしました。バシャバシャすることが楽しいというのを、初めて感じたようです。しきりにバシャバシャ。上からたたくだけでなく、水面と水平にバシャバシャ。

顔にかかっても平気なようです。

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