子乗せ非電動自転車を選ぶ時のポイントとカゴに膝が当たるか

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子乗せの自転車はどれにするかかなり迷います。見た目がおしゃれなものにしたい場合。実用性を求めたい場合。ランニングコストを考えたい場合。

動力面からは坂道がなければ非電動自転車で十分に足ります。実際に乗ってみてますが、少々重くても「子どもを乗せているから当然これくらいは重いかな」程度です。

ランニングコストを安くしたい人は非電動自転車がオススメです。電動ですと、2−3年ごとにバッテリーを新しいものに交換するために数万円かかります。

オススメなのですが、実は非電動自転車の選択肢は案外多くはありません。

また、子乗せ自転車は、子乗せのカゴを外付けにするかどうかも迷う点です。子どもの用のカゴを別に取り付けると荷物を運べて便利ですが、足が当たりやすいです。

合ったものは試乗するといいとしても、前もって選択肢を見ておくと選びやすいです。

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*パティオとOGK子乗せカゴ by iPhone X
もくじ

電動自転車と非電動自転車の役立ちと価格

電動自転車の良さは、子どもと買い物荷物を乗せても動かしやすいことです。試乗してもらうと漕ぎ出しはびっくりするくらいの補助をしてもらえます。何も乗せていない状態だとびっくりするでしょう。

アシストはありますが、坂道が多くない地域であれば非電動でもいいです。

電動自転車と非電動自転車の価格

非電動でもいいというのは、まず価格が大きいです。

電動自転車の相場として12−15万円はします。
2−3年で電池も交換する必要があり、2−3万円します。5年使えば20万近いでしょうか。

一方で、非電動自転車は子乗せをつけても5万円前後でおさまります。
電池の交換も不要です。

5年使った際に電動だと4倍くらいかかる計算となります。

子どもが増えるとこぎ出しが大変という話もありますが、坂がきつくなければ非電動が経済的です。

非電動自転車を選ぶ時に見る点

ハンドルロックが同時にかかるか

電動自転車は後ろのロックと連動して前のハンドルロックがかかります。

非電動自転車は、ロックがないものと手動でロックをするものに分かれます。
手動ロックをどこまでするかはおいておいて、ロックができるものがおすすめではあります。

ちなみに、ロックがなくてもそれほどは現状苦になっていません。
後輪ロックだけで前輪がぐらぐらしてはいないので、ロックはあまり使っていません。

膝が当たるかどうかとカゴ

カゴを兼用にするかどうか。ここは考えどころです。

自転車の前かごに子どもを乗せる場合、荷物はかけるか後ろに載せるかです。
子どもをハンドルにつける簡易カゴに乗せる場合、膝がカゴに当たりやすく、ガニ股でのる必要が出てきます。

では、膝が当たらないように26インチを買えばいいかというと、子どもを乗せるときの重心が高くなり持ち上げるのが大変です。

持ち上げが楽でも、自転車で子どもが乗っている位置が上がるため、ハンドルがふらつきやすいです。

自転車運転技術に差もあるでしょうから一概ではないですが、乗る前にちょっと頭に入れておくといいでしょう。

ちなみに男性はガニ股になっても全く気になりません。
女性は気にする人がいます。
女性基準に合わせておけば男性は足ります。

見た目(それほどは選択肢はないか)

非電動自転車はそれほど種類も多くないため、見た目を選ぶ余裕はないかもしれません。

ただ、今風のマットなシンプルなものもあり、おしゃれをちょっと楽しみたいなら、この観点からも選んでいいかもしれません。

子育てしながら、自転車はちょっとおしゃれなものを乗る。
テンションを上げることも大切なことです。

インチ数(20インチ・22インチ・26インチ)と低床性

重心の話が出ましたが、電動と同様に主力は20インチです。
低床の方が安定性からは好ましいです。
ただ、こぐスピードは出にくいです。

その他に選べるのは22インチ、26インチで、24インチはありません。
タイヤはどれも太くしっかりしてます。

インチ数が上がると車輪が長いのでひと漕ぎが長く、漕ぎやすいです。
一方で、重心が高いと子どもを乗せる点では劣ってきます。

ただ、身長が160cm程度以上なら女性でも案外と26インチを乗っているので、インチ数も検討材料として入れておくべきでしょう。
実際待ちで見かける自転車は、正式に子どもを乗せてはよくない、あるいは、2人子どもを乗せては良くない自転車に子乗せをつけている場合も見かけます。

今回紹介する自転車は、2人乗せる3人乗りが可能なものです。

非電動自転車の選択肢

では実際の選択肢を見て身ましょう。

ガーネット(あさひサイクル)

20インチのみです。

ふらっか〜ず(丸石自転車)

セデオ(エビス自転車)

パテオ(エビス自転車)

パテオも系統としてはセデオと同様です。タイヤのインチ数が22インチを選ぶことができます。

カゴをどうするか

男性はともかく女性はガニ股で自転車に乗りたくないでしょう。
ただ、前かごと子乗せを兼用すると荷物をどこに入れるかの問題が出てきます。

OGKのものはとてもしっかりしているのですが、大きいのです。

20インチのものにOGKの前子乗せカゴをつけると160cm程度の人でも膝が当たります。
前タイヤが22インチであっても膝があたり気味です。しっかりはしてますが。

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電動自転車・非電動自転車は供給側と需要側があっていないか?

安いもの・高いものの二択感

子どもを乗せる場合は電動か非電動という形ですが、価格帯は高いか安いかのみです。
中間の選択肢がないのは一部の需要に応えられていません。

見た目が良いものの選択肢が少ない

見た目がいいものがあるにせよ、電動自転車ほど非電動自転車の選択肢は多くありません。
スポーティなかっこいいものを出したら売れるのではと感じさせます。

サイズ感も1-2択

メーカーは、20インチの提供にこだわらなくていいのではないでしょうか。
20インチ以外のものは案外と少ないです。確かに、乗せ降ろしを考えれば低いほうがいいですが、平均身長も伸びていますし、タイヤが大きい方が推進力も高く乗って楽です。

そういう意味では、もう少し多様な選択肢があっても、小さなお子さんのいるお母さんは喜ぶのではないでしょうか。

まとめとして

実際に周りを見てみると、普通の自転車に子乗せカゴを付けている方もいます。
ただ、自転車事故の件も話を聞きますし、安全性には費用を払っておいてもいいはずです。

電動自転車は高いです(少なくとも私には)。高ければ次の選択肢、非電動自転車になります。

上記を参考にしつつ、あなたにあった自転車が選んでみましょう。

【編集後記】
3月は自転車が売れる時期です。
保育園の送り迎えも出てくるでしょうから、在庫切れで4月に自転車が使えないことがないように、3月中旬くらいまでには必要な人は購入しておきましょう。

【昨日のはじめて】
やげんなんこつアヒージョ

【子どもと昨日】
雑誌に載っている犬を見つけてさわさわ。
現実世界でも犬に出会っていますので、興味を持ったようです。
いつかは実物に触らせたいです。

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