ホワイト国から日本を除外する韓国 日本へ輸出品目を他国と比較してみた

韓国からの輸入品目1

ホワイト国の話で話題の韓国。

WTO提訴する割にすぐに
日本をホワイト国から外す話となっております。

外すのが違反と言いながら
自らも相手を外すのはどういう論理かわかりませんが、
韓国から日本への主要な輸出品目は何になるか、
その分類における他国からの輸入量がどうなって
いるかを確認します。

もくじ

韓国から日本への2018年の品目金額割合

韓国からの輸入品目1

表をみてもらうと、以下の通りです。
割合の次にある数字羅列は輸入統計品目番号となります。

  • 「原料別製品金額」20.4%
    • 2519.90-09 , 2520.20 , 2522~2523 , 3816 , 4005~4014 , 4016~4017 , 4104~4114 , 4115.10 , 4201 , 4205 , 4302 , 4401.21~4401.22 , 4410~4421 , 4503~4504 , 48 , 5004~5007 , 5106~5113 , 5204~5212 , 5306~5311 , 54 , 5508~5516 , 56~60 , 6301~6308 , 6501~6502 , 68~69 , 7001~7018 , 7019.11 , 7019.19-02 , 7019.31~7019.90 , 7020~7101 , 7102.31~7102.39 , 7103~7104 , 7106~7107 , 7110~7111 , 7201~7203 , 7204.50 , 7205~7229 , 73 , 7402~7403 , 7405~7419 , 7502 , 7504~7601 , 7603~7801 , 7804~7901 , 7903.90 , 7904~8001 , 8003~8103 , 8104.11~8104.19 , 8104.30~8104.90 , 8105~8303 , 8306~8311
  • 「化学製品金額」 15.8%
    • 1108~1109 , 1520 , 2207 , 2706~2707 , 28~31 , 3201~3214 , 3215.11~3215.19 , 33 , 3401~3402 , 3403.91~3403.99 , 3404~3405 , 3407 , 35~36 , 3801~3815 , 3817~3822 , 3824~3921
  • 「鉱物性燃料金額」15.6%
    • 2701~2705 , 2708~2713 , 2715 , 3403.11~3403.19
  • 「電気機器金額」 15.5%
    • 8414.51 , 8418.10~8418.29 , 8422.11 , 8450.11~8450.19 , 8451.21 , 8467.21~8467.29 , 8501~8507 , 8508.11 , 8509~8512 , 8514~8522 , 8523.52 , 8525~8527 , 8528.49 , 8528.59 , 8528.69~8536.69 , 8536.90~8544.60 , 8545~8548 , 9014.20~9014.90 , 9017.30-01 , 9018.11~9018.20 , 9018.41 , 9018.50-01 , 9018.90-021 , 9018.90-023 , 9022 , 9026.20-01 , 9027.80-01 , 9027.90-01 , 9028.30 , 9029.20-01 , 9030 , 9031.80-01 , 9031.90-01 , 9032.10-01 , 9032.89-01 , 9032.90

主要分類の4分類で67.3%になりますので、
こちらを抑えることで半分以上がつかめます。

それぞれの割合の韓国からの
輸入量をみていきます。

 

主要4分類の韓国の輸入額順位

韓国から輸入されている主要分類で、
他の国を10番目まで並べて
輸入額のイメージをつけてみましょう。

 

  • 「5原料別製品金額」20.4%

    • 韓国からの輸入品目 分類5
  • 「4化学製品金額」 15.8%

    • 韓国からの輸入品目 分類4
  • 「3鉱物性燃料金額」15.6%

    • 韓国からの輸入品目 分類3
  • 「7電気機器金額」 15.5%

    • 韓国からの輸入品目 分類7

大分類であるため、もしかしたら
一国しか供給がないものも少数ある
かもしれません。

ただ、化学製品は順位が高いとはいえません。
原料、石油、電気製品は競合があるでしょう。

 

他国から代替が効かないかどうかは検討するべきか

まず、ホワイト国(旧分類名称)というのは、
許可のやり方の分類です。

この分類から外れたとしても
輸入ができない対象にはなりません。

禁輸ではないのです。

韓国に対する「輸出規制」ではない、輸出貿易管理令のホワイト国除外

また、この申請は輸出国側が行うため、
韓国からの輸出であれば、韓国側が行います。
手間が増えるのは先方となります。

だから、代替材料を持つべきかどうかとは
少し論点がずれているところです。

コスト面で輸入している場合も多い

貿易をしていると、日本が作れない
ものはあまり多く感じません。

作れないから輸入している場合よりも
コスト面から輸入している場面が多いです。

上記の表で、韓国が主要に輸出している
分類分野でも順位が1位というものはなく、
手に入らなくなるような極論はないでしょう。

 

まとめとして

複雑系な話になっている今回。

色々思う方はいるでしょうから、
良し悪しを論じることは今回の
目的ではありません。

現状の把握として
使っていただければということで
作ってみました。

ご参考にいただければ幸いです。

 

【編集後記】
暑い日が続きますね。

大学生の夏休みに入ります。
同時に、インターンの受け入れが間近です。
仕事で伝えたい要素を上手に抽出した
プログラムを作っています。

【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO

【一日一新】
子どもの数数え

【子育日記(2歳)】
靴下を干していると、

「いちっ、にっ、さんっ、しっ、ごっ!」と。

初めて数を数えるのを聞きました。
自然に何かしら覚えるものですね。

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