根気がいる土地探しで44件の不動産屋に問い合わせて学んだこと

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | 根気がいる土地探しで44件の不動産屋に問い合わせて学んだこと

戸建て、賃貸併用住宅、事務所探しなど土地や不動産を探しても、なかなかいいものがすぐには見つかりません。見つけるには、数をあたってよい不動産の担当者を見つけるとよいでしょう。

実際に一つの土地を探すのに44件不動産屋に問い合わせを行って学んだことから、これから土地探しをする参考になる点を探します。

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もくじ

付き合ってGOODな不動産屋さんは6.9%

独自情報を持っていて付き合ってよかったと思う不動産屋さんは6.9%でした。

こういった不動産屋は相性もありますが、力があるなと感じられるところです。こちらのニーズを汲み取ってそういった土地を探してくれたり、探すまでもなく力があっていい物件を紹介してくれる不動産屋です。

 

 

独自の土地情報を持っていた不動産屋さんは約20%

その他独自の土地情報を持っていて土地を紹介できていた不動産屋さんは約20%でした。

これは上記の良い不動産屋も含んだ数値となっていますが、独自情報を持っていたのは今回5分の1程度ということになります。

土地を探しに行っても5分の4はその後に紹介も進まないところということになります。

 

土地探しは根気がいる作業で、実を結びにくいです。ですが、上記のような数値が頭に入っていれば気楽に訪問するくらいでいいということがわかります。

 

70%程度の不動産屋さんは共通情報しかくれない

独自情報がない不動産屋さんはレインズに載っている情報と同等の情報をくれることになります。

今回回った内の30の不動産屋さんはそういった共通情報しかくれないところでした。ただ、所見でこの不動産屋さんがよい情報を持っているということは分かりません。良い情報をもっている不動産屋さんを見つけるために必要な訪問だったと考えるとすっきりします。

 

10%の管理不動産屋さん

管理が中心の不動産屋さんにもアプローチをしています。管理地について売却の予定がないかを聞くためです。聞いてもらえないこともあります。また、聞いてもらっても今回は成果がありませんでした。

最悪の対応の不動産屋さん

最悪の対応の不動産屋さんもあります。

入り口に入って訪ねた瞬間に、

「ない!」

と一言もらってその後は無言でした。
極端な例だと思いますが、そんなこともあるんだと思いましょう。

 

他業種にも参考になる良い不動産屋さんの3つの特徴

1. 地場の情報をよく持っている不動産屋

仕入れが強い不動産屋さんになります。商品が良いため、あまり細かいことを話しなくても仕入れた土地がそのまま売れていきます。

商品力の強さが感じられます。

 

2. 地上げの要素をしっかり持っている不動産屋

仲介としての取り持つ力が強い不動産屋さんです。手元に商品はありませんが、土地を打っても良さそうな人を知っていたり、売ってくれそうな土地の目星を持っています。

提案力の強さを持っています。

 

3. 若いが根気強く確認してくれる不動産屋

早くたくさんの提案や土地の仕入れを試みてくれます。不動産屋さんに土地の相談をしても、実際にその仕入れをしっかりしてくれる不動産屋さんは多くありません。動いてくれたり、上手に話をしてくれる不動産屋さんはとても貴重です。
 
素早い対応力を持っています。
 
 

土地は行ってみないと分からない

その地域に住みたいという気持ちを持って土地を探すと思います。その際は、不動産屋さんにも土地にもたくさん訪問してみて、あの土地は買えないのかということを気軽に質問してみるとよいでしょう。

頼って買うことも一つですが、歩いて探すと需給のバランスを知った上で相場をしっかりと理解することができます。土地は近場の土地の価格にとてもひきずられます。

自分の脚で現地に行って雰囲気を含めいろいろな情報を集めてみましょう。

 

【編集後記】
多くの人が一生のうちに何回かしかかかわらない業界のため、不動産を扱う仕組みというのはわかりにくいものです。それでも不動産というのは買う人の利益が高いため、自分で自分のために頑張るしかありません。記事を読んで、めげない気持ちを持ってみてください。
 
【昨日のはじめて】

ピジョンのおしりふき。大きめなので使い易いかと。

【昨日 子どもと】
最近はバウンサーから逃げ出すことが好きです。身体を反らせてバウンサーから滑り台のように転がってきます。遊んでほしいのかテーブルの上を見たいのか。一挙手一投足、楽しみです。

 
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