税金相談において、国際結婚のカップルからの相談も多いです。
日本人同士の、日本国籍同士のカップルと比べると、選択する方向性は異なってきます。
取れる手札が変わってくるというところも理由の1つです。
家を買うにしても、日本人同士でよくあるような手を使ってもいいかはわかりにくいです。
個別の問題というよりも、どうしてこのように難しさが出てくるのかをシェアして、存外難しい悩みであることを再認識してみましょう。
説明しにくい
よくある理由は、夫婦間で説明しにくいことにあるでしょう。
言語の問題の前に、税金に対する理解がしにくいことが原因です。
しかし、この税金に対する理解不足という点は意外と認識されていないように感じます。
その方が、日本語でこの税金の説明をまずできるんでしょうか。
説明だけではなくて、A案とB案があった場合に、どうしてA案の方がいいかを説明できるでしょうか。
なんとなくであれば可能でしょう。
しかし、理論的な意味での良さについては、説明しにくいはずです。
夫婦は、論理でくっついている場合もあるかもしれませんが、
感情的な結びつきも大きいはずです。
論理的な正しさというのを、そもそも日常的に課題にしていない場合があります。
これとは別に、理解をしていても英語で説明できないともいえます。
国際結婚をしているカップルであれば、そこそこ英語が話せます。
しかし、税金特有の単語だったり、訳語が固定されていないものもあります。
AIに説明してもらったとしても、そもそもの理解が追いついていない以上は、その説明が合っているかさえわかりません。
そもそも節税に興味がない(めんどくさい)
節税に興味がない場面にも出くわします。
個人的なイメージでは、20〜30%くらいの相談相手に少し見られます。
日本で生活している外国人の方なので、日本語を理解しようという気持ちもあります。
しかし、税金はややこしいです。
漢字ばかりですし、日本人でも意識しないような由来で、昔の言葉も使われます。
また、概念的なものが多すぎます。
課税所得という場合と、Taxable Incomeという場合と、これらの言葉の持つ範囲は異なっています。
具体的にというよりも、日本やアメリカにおけるそれぞれの言葉の使われ方が異なっています。
だから、課税所得を訳語としてTaxable Incomeとした場合においても、
あまりうまく伝わっている感じがしないし、理解しているようにも見えないことがあります。
両方の国のケースを考えた場合の、具体例を挟んであげるような必要が出てきます。
促進剤の役割
上記以外にも、税金を扱う際には難しい点が出てきます。
そもそも日本においては、対処方法がない場合もあります。
専門家として相談に答えられるようにすることと同時に、自分たちで決めてもらえるような促進剤になることを意識しています。
それなりに多くの国際結婚のカップルが、節税において苦労している状況に身を置いています。
探す範囲、諦める範囲など、様々なことについて、対応していけると良いかなと考えます。
そういった目線の促進剤になるのが、私の1つの役割だと考えています。
【今日の余白】
筋トレ用のグローブを買いに行ったのですが、在庫がなかったです。
サイズ感が結構重要かと思うので、しっかり見た上で買うつもりです。
