翻訳語としてわからない場合
買掛金の説明をする際に、英単語を言えばとりあえずは伝わるでしょう。account payable といいます。
一方で、未払金についても説明しようと思えば、これもアカウントペアブルと言う訳し方ができます。
単品で考えた場合には、このようにその直接の英単語を訳せば、何かしら伝わると言うことになります。
横を見ないで訳すとこのようになります。少し他と区別しようと思うと、tax payable とか、other payable のようになります。
翻訳語としてのバックグラウンドがわからない場合。
先ほどはささっと訳しましたが、どうして買掛金も未払い金も account payable なのでしょうか。
これは、会計の考え方の違いによります。英語の会計においては、支払う義務に着目して名前をつけています。
そのため、買掛金も未払い金も近い将来の支払い金額と言う理解から、区別をされていません。もちろん、区別しようと思えばできるんでしょうけど、区別されずに記帳をしているのを見かけます。
これは、分けるよりもシンプルにすると言う意図によるのです。
また、管理会計と税務会計をシステム的に分けていることが言うと思っています。わけないことによって、投資家にとっては「近い将来離れる着物」と言うシンプルなくくりで見ることができます。
一方で、日本においては、何の取引によって発生したものかを区別します。分析においても、分けておくべきものなのかと。
まとめ表。
前提がわかっていると、お互いわかりやすい。
英語で表現する場合に、うまくわかるかどうかと言うのは、その前提がしっかりわかっているかどうかということが大切です。
「伝わる」と言うのは、相手の思考が少し読めると、伝えるがわかりやすいと言う良い例でしょう。
国内的な説明にもつながると良いかなと考えます。
【編集後記】
入力作成方法で少し変更をしてみたいと考えて、挑戦してみます。自分なりの課題を持って、挑戦するのに、集中してみようかと考えています。
