見栄えの良さと使いやすさは異なります。
見栄えのいいオフィス、見栄えの良い収納。
人のうらやむような内容にした方が、目は引けるでしょう。

でも、それが実際に使いやすいかは別の話です。

ノーブランドであったり見栄えが少々悪くても、目的を持って収納できれば十分。
特に、小分け収納は見栄えが良くても、使いにくい可能性があります。

それは、復元が大変ということです。

小分けにする良さ

小分けにする良さは、どこにあるのでしょう。
ものが入っている場所がわかりやすいということが一つあげられます。

必要な箇所に収まっていることがきちんとわかれば、小分けにして収納する良さが出てきます。

分類学の考え方できちんと全体を最初に俯瞰できているなら、小分けにする良さが出てくるでしょう。

ただ、拡張の見込みがあまりない場合に役立つと言えます。
分類がどんどん増えてくると、収納する場所の数を増やす必要が出てきます。
そのときに本当に収まるのか。

収まるのであれば、現状のよく整理された状態をキープできて、良さもキープできるでしょう。

 

復元の大変さ

小分けが増えると、分類数が増えます。
ここでの大きな問題は復元に時間がかかってくることです。

筆記用具をしまっている場所をすぐにきちんと見つけられるでしょうか。
分類はこれくらい大まかでしょうか。

シャープペンシルと蛍光ペンと消えるペンを分けている場合、筆記用具の分類が1に対してすでに3の分類が出てきています。

分類の粒度を上げると、収納を見せる場合の見た目はいいのですが、都度の分類で困ります。
一度使ったものを元に戻すときに、再度のその分類に立ち返られないといけません。

復元する手間が出てくるのです。

パソコンのフォルダ階層を深くしない、あるいは使わないのは、この復元の手間を省くためでもあります。

日々使うところはざっくりと復元を意識

だからといって、分類を全くしないというのは、人によっては気持ちが悪いかもしれません。

分類を多くする=見せる収納になる、整理が適度であればしまうときにも取り出すときにも簡単。
分類を少なくする=雑多に入っているように見える一方、しまうことも取り出すことも簡単にできる可能性が高い。

どちらか一方の方法に偏る必要はないかなと。
二元論よりいいとこどりをしたり、これらをミックスしたりして、上手にバランスを取るべきでしょう。

日々使うところは、取り出しやすさを重視し収納するバランスを取ることで、実用的な形に仕上げられるでしょう。

これから形作る事務所などは、見た目をきれいにしたい欲求が出てきますが、そうではなく、使いやすさに重点を置きたいと考える次第です。