小嶋 晃弘 税理士– Author –
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ひとり国際仕事の実務
2か国語会議の経験:文化が離れた人をケアできる力
英語だけの会議をする場合と英語と日本語の会議をする場合、両方経験しています。片方の言語だけで会議をするという経験や力も大切ですが、2か国語での会議経験は、ちょっと離れた人と気持ちを通じ合わせるのに役に立ちます。 こういう場面で大切だと感じ... -
ひとり国際仕事の実務
執筆依頼の初期の提案:想定読者、需要、内容の深度、用語ルールの決め方
貿易関連の記事の執筆として、『トランプ関税の影響は!?「国際取引」に係る会計処理の基本』という記事を企業実務2025年11月号に執筆しております。 お手すきのときに読んでいただければと思いますが、編集者の方に執筆を依頼された際に、検討している事項... -
ひとり国際仕事の実務
-sanとして、「さん」を使うことの距離感
日本通の英語話者の方とメールやチャットのやり取りをする際は、「さん」を使うことがあります。お互いのバックグラウンドが似ているということで、なんとなくのちょうどいい敬称度合いがあるからです。 日本語のsanの距離感 メールなどで、最初に「さん」... -
ひとり国際仕事の実務
飛び立たない国際仕事というマーケットについて
ここでは、ブログタイトルとして使っている「飛び立たない国際仕事」について自分の考えをまとめてみます。 マーケットの4分類→5分類へ 「飛び立たない国際仕事」という分野を最近考えています。具体的には、日本にながら、日本国内、日本国外の人に対して... -
税理士の視点・判断
税理士の判断が人によって違う理由
専門家でも判断が異なることがあります。というか、非専門家の方に、別の税理士との判断と異なったと言われることが、まれにあります。専門家同士で見れば、その取引や法令関連を正確に理解すれば、それほど違わない気もしますが、その理由について考えて... -
ブログ継続
苦い経験は、その国の忌避感につながる
とある国の人に対応がとりわけうまくいかないことがありました。このときに、ともすると、その国の全部が合わないと否定する気持ちが出てきます。 これに対して、当たり障りなくこれに回答すれば、否定する気持ちときちんと向き合うことは大切です。しかし... -
英語と税金
仮想通貨は、世界的には課税される方向へ
一時期、仮想通貨への課税をなくす主張をする投稿する記事を見かけましたが、意見表明という程度でしょう。譲渡所得がない国を引き合いにするというのは、所得税法の利益に対して課税するという考えに真っ向から対立するので難しそうです。 では、税率を下... -
独立入門
最初の一歩の経験・成功を形にする大変さ
音楽業界で、最初の一歩の仕事が見つからないことで、次に進めない方という方の話をお伺いしました。 ここがすっとうまくいく場合は、次への仕事につなげやすいかったと。どの業界のどの仕事でもこの最初の時期をどう乗り切るかが 今後うまくいくかのポイ... -
ブログ継続
英語訳の銀行名は、使用者目線で決められていない
税理士をしていれば、銀行についてお話をすることがあります。 そこでよく感じるのは、わざわざ使いにくい英訳をしているということです。 語順と銀行名が使いにくい 銀行の語順が変わるのは、私にとってはとても使いにくいです。 三井住友銀行の話をする... -
英語と税金
freeeの英語表記は分かりにくい
英語話者との間で問題になるのは、どの会計ソフトを使うかです。 選択肢として、以下があります。 英語の会計ソフトを使う 日本語の会計ソフトを使う 英語の会計ソフトを使いつつ、こちらで日本語会計ソフトを使う その中、私が感じるのは、freeeの名前が... -
ブログ継続
知識から考えるへ:“租税教室”の新しい設計
租税教室の講師を受けています。教育分野は、企業に勤めていた時からよく携わっていた分野になります。ワークショップの経験もあるので、この分野を深めたいなと言う気持ちで始めています。 設計上、 考えることも、必要性が自然に出るようなものを意識し... -
ブログ継続
シンプルな言葉から背景を理解する力の積み重ねを
表面上の意味と中身が異なるものは、税金関連でもたまに見かけますし、ここが分かると、シンプルな言葉で簡単に話すことができます。 brown-bag lunch の意味と背景 子どもの英語教育に付き合っていると、言葉を上手にまとめているのを見かけます。 brown...