規模・質・やりたいこと?スモールビジネスでどこに向かうか決めておこう

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | 規模・質・やりたいこと?スモールビジネスでどこに向かうか決めておこう
行く先を考えるマリオ by SONY α7Ⅳ

スモールビジネスでは方向性が大切です。どういう規模で、どういう質のもので、どういうやりたいことをしていくかということについて、ある程度方向性を決めておくほうがいいです。

世の中はすごい人がたくさんいます。なにも考えないでそれらを眺めてしまうと、そういうすごい人が基準になってしまいます。そうならないための事前予防策です。

もくじ

どういう規模にするのか

あなたがどういう規模の組織にしていきたいか考えておきましょう。

最近は、個人の自由ややりたいことの特異化からひとりで仕事をするというのも選択肢です。その場合、細かな仕事をどのように処理するかを考えておきます。Generative AIなどは、簡易の労働力として積極的に使う方がいいです。

「質が悪いなど」の話は、他の人にお願いしても類似の話が出てきます。きちんと指示をする、頼める仕事を切り分けして進むなど、労働力の補いを確保しておく必要があります。

中小企業として組織化していきたい場合に、どの規模まで大きくするかは考えものです。50人を境界線として対応する労働法関連の仕事が変わってきます。また、50人までいかなくても、30人前後でひとりでマネジメントできる範囲を超えていきます。

その場合には、見えないまま手薄で進めてしまうか、幹部の養成をして2人、3人など増やして管理することが必要です。ここを見越すのであれば、早めに採用をして幹部候補の育成も進めます。育成された幹部が別途起業してしまう例を見ることもあり、一筋縄ではいきません。

上記に挙げた例だけでも、雇うのかどうか、単に雇うのか、育成するのか、分かれてきます。

どういう質のものにするのか

どこでも提供できるサービスや商品を狙うのかどうかを考えましょう。尖ったものの方が、特異な需要を求めることができるので、狙いめです。

しかし、あまり尖り過ぎて相手がいなくなる懸念もあります。そこで、通常メニューを提供することを考えることになるでしょう。そうすると、尖った内容が薄まります。

その薄まりをどこまで許容するかも考えておきましょう。通常メニューであっても、レストランのポテトのように、他のメニューと相性が良かったり、飲み物を促進してくれるような働きとして、一式そろえておくのはいいことです。

ただし、丸まり過ぎるのは大きな組織に有利な戦略であることは念頭におきましょう。スモールビジネスで考えれば、すべてを網羅していくと、どこかしらで無理が生じ、拡大をする必要が出てきます。

そもそも拡大信仰が存在するため、放っておくと拡大したくなってきます。どの質に留めるか、予め考えておかないと拡大したくなってきます。

あなたか組織?どのやりたいことに向かうか

組織を活かした仕事をしていきたいのか、あなた自身を活かした仕事にしたいか決めておきましょう。

結果が出ればいいじゃないかと考えるかもしれませんが、同じように見えて、両者は方向性が違います。マリオが最終的にクッパを倒せば、どのルートを通ってもいいと考えるやり方です。

ゲームでは同じかもしれませんが、人生では何の道を通ったかによって、本人の人生での色合いが変わってきます。スモールにこだわる必要があるのかどうか、あるのであればどう進めたいのか、この辺りは決めておくといいです。

なんとなくをやめることによって、スモールビジネスは進みをしっかりしたものにすることができます。進みながら決めるでもかまいませんので、時折に意識をしていきましょう。

【編集後記】
友人がYouTubeのチャンネル登録をしてくれたと教えてくれました。気に入った動画も教えてくれました。参考になりますし、うれしいです。ありがとうございます。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○

【子育て日記(6歳・2歳)】
一緒にお米とぎ。やろうかと言ってくれるので、気を使ってもらっているのかなと。
そのうち一人でもできるようになるでしょうから、少しずつやってもらっています。

もくじ