大人の学び直しと子どもの英検受験で感じた「レベル感」

飛び立たない国際仕事ノート | 大人の学び直しと子どもの英検受験で感じた「レベル感」

資格試験の受検と英語の能力は、どこからか比例しなくなります。
子どもの目標として資格試験は使いやすいです。でも、固執しなくていいのは、測る物差しが違っているからでしょう。

自分の英語の自己啓発で、どのように考えてどれを選ぶかと、子育て時の英検選択について少しまとめてみます。

もくじ

本当に英語力を測っているのか

英検を受けるときに、本当に英語能力を正確に測っているかは不明です。
英検は、早い子は小学生で準1級くらいまで受けきります。
リサーチをしていると、高学年くらいの一般的なネイティブの言語能力が英検1級くらいなのかなという印象です。

もちろん、英検1級の特有の問題や単語の傾向があり、ネイティブでも知らない単語はでてくるようですが。

小学校低学年に英検の3級くらいを受けさせる場合に、シチュエーションがそぐわないことがでてきます。
英検4級くらいから、高等教育に関連する単語や状況設定を見かけます。
しかし、これらは、小学校では使わない知識だったり状況です。

教科だったり大学に関連する言葉だったり。

どの級をどの年齢で受けるべきか

人によって異なるというのが結論ですが、これは様々な意見があるからです。

その意味か、英検5級を小3くらいで受けたらどうかという意見を英会話学校の先生から受けたこともあります。
英検は日本人向けの試験の傾向が強いので、振り返るとどこまでそれらの意見が合うかは難しいです。

英検4級は、中学生くらいから受け始める子どもを想定すれば、ちょうどいい内容なのでしょう。
ただ、ある程度の英会話教室に行っていれば、小学校1−2年生でも合格は可能です。
その場合には、内容の齟齬がでてきます。

大阪府特有の府立高校入試特典として、英検2級で英語のテストが80%、準1級以上で100%のスコアが保証されます。
そのため、公立高校に行く場合には、準1級以上を早く取っておくのは、有利です。

都内など、私学有利の地域とは少し毛色が異なります。
私学中学校でも有利な特典は増えてきているので、一概にくくれないところはあります。

遅めであれば、中学校くらいから受検すればいいでしょう。
しかし、中学生は意外と忙しいです。
その点を考慮すると、小学校高学年くらいには受検を始める方が、伸びしろを確保しやすいと考えます。

自己啓発で使う際

小中学生の話をしましたが、大人が自己啓発で英検を使うこともいいと考えます。

その場合に、小学生の語彙との齟齬で紹介したように、自分にどの分野が必要なのかを理解して受けるといいです。
CSE(Common Scale for English )スコア高得点を狙うかもしれませんが、結局使わない分野も多いです。

税理士や士業で英語をやるとしても、物語系の形容詞や動詞はあまり税務英語としては利用しません。
わかりやすい比喩だったり、イメージを伝える際には、結構便利だったりするので、個人的には好きなのですが。

その意味では、言語は役立たないことを目指して、興味で学んでいく方が深みが出てくると言えます。
また、全体を大まかにさらうという意味では、英検はいい感じに全体を見られる気はします。
網羅的な文法書で高校文法をすべて学び切ろうとする方向性とは異なりますが、全体的には学べます。

大人になってから英語習得に戻る際には、このバランスや何に役立てたいかを考えて取組むと、自分が考える成果につながりやすいでしょう。

【今日の余白】
社会人になれば、自分に役に立つことははっきり見えてきます。
そこで効率化重視をしていけば、必須の一手ばかりが増えてきます。

キャリアは伸びますが、逆に息苦しくなることも考えれます。
そうならないように、役に立たないことの趣味や課題を取り入れる。

計画的な非計画って変な感じです。
でも、気持ちのバランスを取るのに「意味のないことをする」みたいな取り組みがいいかもしれません。
息苦しい方は特に。

もくじ