ウソをつかれる人事・労務のつらさ

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | ウソをつかれる人事・労務のつらさ

人事・労務はウソをつかれます。

ある程度は慣れる必要があることだと考えます。
それでも、普段の生活よりもウソをつかれる回数が多い気がします。

というのも、従業員側に人事職に対してウソをつくインセンティブがあるからでしょう。

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*ウソを聞いて驚いた顔

もくじ

人事・労務にウソをつくインセンティブがある

人事関連のしごとをしているとウソをつかれる回数が増えました。

そういう組織にいるのか、私の対応の問題なのか、色々と考えてみました。
でも、それだけではなく、人事にウソをつくインセンティブが存在しているのが一番の理由なのでしょう。

例えば、傷病手当金や労災など、給付がもらえるものにおいて、人事・労務を説得してうまく手続きをしてもらえれば、個人に利益がきます。
給付金という形で。

余分に何かをもらえる状態にあれば、それを求める人がいても当然です。
追加でお金がもらえるなら、(本当はだめですが)、何かどうにかしてウソをついてでも状況を押し通そうとしてきます。

背景にある目的に向かってきているからこそをウソもついてきます。

人間性が出るところでもあるかもしれません。

通常の生活よりもウソをつかれる回数が増えたように感じるのは、こういったインセンティブに引き寄せられて、いつも以上にメイキングをして状況を給付に持っていこうとするからです。

 

人を信じにくくなる

ウソを多くつかれてしまうと、人を信じにくくなります。

私も経験上だけでいえば、信じにくい状態まで追い詰められたことがあります。

新卒の学生が辞退理由にウソをつくところから始まります。

人事担当が内定辞退で嘘をつかれて感じることと無駄な苦労をしないように願うこと

手当でいえば、通勤手当をちょろまかしている人も耳にします。

小さいウソをついているということは、ひとつではありません。
ひとつ見つかれば、それ以外にもウソが混じっていることがほとんどです。

人を信じにくくなってしまいます。

いい人?に見えても、何かしらでウソをついてくることがあると、次の人間関係も疑ってしまいます。

ちょっとした職業病みたいなものです。
ここはうまく付き合うべき点です。

 

ウソつきに気持ちは付き合わない

大切なのは、事務的に済ませることでしょう。

あまり深みにハマったり考えたりしてはいけません。
流して、その先でしたり顔をしているとしても、さらりと済ませます。

そして目の前に餌がぶら下がっている状態であることも再認識しておきます。
あなたに対してウソをついて説得ができれば、さらなる得を得られるからこそ、ウソをつきます。

決してあなたを騙そうとしているのが主ではないのです。
自分の後ろ側に向かって、従業員がウソをつくインセンティブが存在しているということを理解しておきます。

あなたに対してウソをつこうとしていると考えると、腹立たしいかもしれません。
でも、実際はあなたの先にあるものに対してウソをついているだけです。

あなたに対して他意があるわけではないのです。

このもやもやした気持ちに向きあるようになることも人事・労務のしごとのひとつです。

自分の気持ちと上手に向き合って、整理して進めていきましょう。

【編集後記】
オフ会。
楽しくお話できました。

少しリセットして、また前に進みます。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○

【子育て日記(4歳・1歳)】
ルンバのボタンを連打することを下の子が覚えました。
かなり小刻みに押せるので、ルンバも動いていいのかどうか混乱してます。

乗れれば、どこかのネコのように乗りたいみたいです。

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