ChatGPTがあれば、社名がすぐに作れるのか

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最近、様々な業界で人工知能を活用したサービスやツールが登場しています。よく話されるChatGPTがクリエイティブな話にも食い込んできそうです。社名を作成する際にも同様に影響を与えるでしょう。では、「ChatGPTがあれば、社名がすぐに作れるのか」と考えると、そうでもないというのが今のところの結論です。社名ワークショップを企画しているので、こういった点について考えていきます。

もくじ

ChatGPTがあれば、社名を簡単に作れるのか?

ChatGPTを使っている上で、吐き出す文章の特徴が最近見えてきました。自然といえば自然なのですが、ある種特徴的です。この特徴は、指定しない限り、標準的なパターンとして使われていきそうです。その意味では、単に使ったくらいでは簡単に作れないというのが結論です。

社名は、ブランディングの一部でもあります。ブランディングに大きな意味を持たせる場合もありますが、ここでは他と区別する程度で考えてきます。ここで、大量の文字情報をChatGPTからもらったとして、それをすべて自分でそしゃくできるのか、いいものを選り分けられるのか。受け手側の問題というのが出てくるのです。

もちろんChatGPTが全く使えないというわけではないです。

ChatGPTによるブランディングの活用法

類義語辞典

では、ChatGPTを使った企業のブランディングの活用法について考えてみましょう。ひとつは、キーワードやフレーズの生成などに非常に有効といえます。要約で使われることがよく挙げられますが、類義語辞典を引くように、求めるバリエーションを挙げられる可能性があります。社名のキャッチコピーを考える際にも役立てる可能性があります。

ブレストの短縮化

社名のブレストに使える可能性があります。これは賛否ありますが、おおよそコンセプトだしのワークショップを行って案をたくさん作っていくのですが、この作業を短時間にすることができます。短時間にしたから、それで終わりというわけではなく、その後の評価には、今のところ役に立つとはいえません。

どういうタイプのブレストにChatGPTが使用できるかは理解しておくべきでしょう。

コピーライティングの言い換え

コピーライティングアシスタントとして使える可能性があります。最初の類義語辞典に近いですが、文章としても近いアイディアを多く出すことが瞬時に可能です。紹介の文章を作成する際に、複数のバリエーションを作って比較検討することが挙げられます。ターゲット層に合わせた表現にしたりも可能でしょう。

もちろん、あおりすぎにならない程度が必要ですが。

ひとりがふたりになる

アイディアの壁打ちの相手にできます。壁打ちの相手はそれほど、秀才である必要はありません。しっかりと決める立ち位置はこちらにくれつつ、答えてほしいことに答えてもらうという考えです。

社名(屋号)は作ることが問題ではなく、決めることが大変

さて、社名などの作成を考える際に一番難しいのは、基準作りです。この基準もChatGPTに作ってもらうわけにはいきません。人が考えて作業をしなければなりません。もっと言えば、社名作りを完全に外注してしまうということも少し違います。

外部依頼をしたこともあるのですが、実はあまり芳しい結果が出ないことがありました。別にその方が悪い、その組織が悪いというわけではないのでしょうが。伝える、評価するというのは想像以上に難しい部分です。

社名の基準を作るワークショップ

社名の基準を作るということ、そして実際に手を動かしてみるということが社名作りに必要なことでしょう。そういった観点から、これまで制作していった経験も元にセミナーを構築していっています。ご興味のある方はぜひお申し込みください。

【編集後記】
あまりいいことがなくても気にしないように。神様は意外と耳が遠いそうですので。

【運動記録】
ストレッチ○ ジム○

【子育て日記(5歳・2歳)】
下の子が、高いところからのジャンプをマスターしました。「最近、ジャンプしてこけてるわ〜」と見ていたら、次第に着地がうまくなり。今ではしたり顔です。

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