再現性がないことへの価値

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | 再現性がないことへの価値

再現しにくいことが価値になる傾向があります。
これは、ポジティブな意味でもそうでない意味でもいえます。

というのも、再現できないというのはいくつか異なる意味合いを含んでいるからです。
少し立ち止まって感がてみます。

もくじ

他ができない?よりしたくない

競争を考えると他の人ができないこと、これを自分ができるのは価値といえます。
でも、できないのではない場合もあります。

できなくないが、実行しにくい

めんどくさいというのは、実行に対して大きな障壁です。

例えば、ギネスの記録で同姓同名の方が集まったことを記録になっていました。
SNSがある時代であれば、昔に比べて呼びかけは楽になっているはず。

ただ、実際に集めると考えるとオフラインの接触が必要ですし、調整などけっこう大変です。
できなくはないのですが、実行しにくいことを行うのは価値になるのです。

できなくないが、つらい

同じくギネスの記録で、「世界一爪の長い〇〇」という記録があります。
みなさん、生活をしていれば爪は伸びるはず。
切らなければとりあえずの長さまでいきます。

とりあえずの長さを超えると、生活面で支障が出たりケアの必要性が出てくるでしょう。
できなくはないです。

でも、実際に行うのはつらいですよね。
再現しにくいことの価値がこんなところでも見えます。

選べるなら選ばない(不運など)

本人が選びたくて選んだ境遇でないことも再現しにくいことです。

とある弁護士さんとお話をした際に、大学時代にサークルに扮した団体にだまされたこと、そこからだまし取られたお金を弁護士さんが取り返してくれた経験をきっかけに弁護士になったと伺いました。

弁護士になった動機として、理路整然としていてクライアントもわかりやすいはずです。

ただ、この動機を伝えたいがためにだまされに行くことはないですよね。
他の人が再現しにくいものです。

不運にも遭ってしまったことも含め再現しにくい。
なにかしら価値にもなっています。

したくないことが価値

ポジティブな言い方をすれば、「所々の要因でしたくないこと」が再現しにくいもののひとつでしょう。

「したくないことはしなくていい」と最近は言われがちですが、一般的にしたくないことも見方を変えれば価値にできます。
経験を見返す際の見方の転換に使ってみましょう。

【編集後記】
ナンバーレスカードが届きました。
慣れるまでかかりそうですが、便利そうです。

【運動記録】
ストレッチ○ サプリ○

【子育て日記(5歳・1歳)】
下の子は、言葉がわかっているようですね。
「寝てね」と伝えると今回はうまくいき、そのまま寝てくれました。

こんな感じが続くといいのですが。。

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