うまくいかないことはストレスなのですが、
同時に、なにかを気付かせてくれるものでもあります。

「逆に嫌いなものは何ですか？」
と聞かれたら、案外と答えやすいです。

あなたらしくないところ
＝苦手・嫌いなことを
はっきりさせることが
あなたらしいところを浮き立たせる
上手な方法です。

*倒された木

苦手なことをするストレスを上手に流そう

得意なことを理解するための、
苦手・嫌いの理解。
一番大切なのは、どうやって
ストレスを受け流すかです。

大人子ども関係なく、上手に
できないことは大変なストレスです。

だからこそそのストレスを
感じたら割り切りが必要です。

無駄に過分にストレスを受けては、
せっかくの気づきもトラウマの
一部にしかなりません。

克服をしようなんてまっすぐな見方で
苦手なことや嫌いなことに取り組むと
疲れてしょうがないでしょう。

今回の目線は、克服ではなくて
自己理解です。

自己理解ができれば
目標達成。

単純なものです。

奥底まで入って
できないことにストレスを感じ
へこまないような気構えを持ちましょう。

彫刻で削ぎ落すこと

嫌いなところに気づくのは、
得意なところを文字通り
浮き彫りにするためです。

いらないところさえ削って
いけば、そのものの形が見えます。

彫刻は、いらないところを削る仕事。

今回の話とまさしく合います。

彫刻の像の形をはっきりさせるには、
彫刻ん像に不要な部分を削り取ります。

好きなところをはっきりさせるには
嫌いなところをはっきりさせる。
このこととよく似ています。

まとめとして

やりたいことを大人になってから
考える場合に、素直に気持ちを見つけるのが
とても難しい。

そんな人たちのために、
苦手・嫌いから始めて
好きなことを浮き彫りにする
考え方はとても有用です。

好きなことややりたいことを
キャリアでは見つけなさいと
言われるでしょう。

でも、大概の人はわかったようで
うまく見つけられないもの。

嫌いなことをまとめてみて、
あるいは苦手なことをまとめてみて、
上手に自分の得意を見つけに行きましょう。