表面上の意味と中身が異なるものは、税金関連でもたまに見かけますし、ここが分かると、シンプルな言葉で簡単に話すことができます。
brown-bag lunch の意味と背景
子どもの英語教育に付き合っていると、言葉を上手にまとめているのを見かけます。
brownという言葉は、色であり当然よく子どもであっても学習をするでしょう。
では、次の段階として、これらはどうですか?
- brown-bag lunch
- brown belt
- brownies
- brown bread
それぞれ、茶色いなにかなんだという理解ですが、日本語訳と合わせるとどうでしょうか。
これらの中からbrawn-bag lunchを見てみます。
brown bag自体は、茶色い紙袋ですね。
イメージは、マクドの紙袋です。
このような袋にお弁当のように持ち寄って、持参ランチ会をするのが、brown-bag lunchとなります。
金具と税金?
税金関連でbracketはどうでしょう。
ブラケットと書けば、カタカナ語で取付金具のようなイメージでしょうか。
bracket自体には、カッコの意味があります。
( ) や [ ] などの記号を指しますね。square brackets は、[ ]ですね。
税金関連でも、便利な言葉で、「範囲・区分」を表します。
所得層、年齢層などの「区分」や「階層」を表すときに使います。
「income bracket(所得層)」という感じです。
累進課税を考えたときの説明にとても便利です。
Because her income in Japan is quite low, she falls into a lower tax bracket.
(日本国内での収入がかなり低いため、彼女は低い税率区分に該当します。)
「経費で落とす」と税金
税理士やビジネスパーソンが、英語で「経費になるよ」って意外と言いにくいものです。
いくつか例があります。
EXPENSE
1つ目として、expenseが慣れると使いやすいです。
「expense it」で、「経費処理する」といった感じです。
初出だと分かりにくいかもしれませんが。
claim it as a busines expenseとかは、申告書上で経費にするようなニュアンスです。
WRITE OFF
2つ目として、write it offが、カジュアルな感じなので、覚えておくと便利です。
日常的な言い方で、「経費で落とす」みたいな意味合いにできます。
DEDUCT
3つ目に、deduct itは、日常的には合っているので、使ってもいいかなというくらいです。
税理士で見れば、控除なのか販管費なのかというのは気になるはずで、違和感ましましかなと。。
私の場合は、控除項目じゃないとdeductは使いたくないです。
しかし、日本の税制と日本以外の税制が一対一対応しているわけでもなく、頻出言い換えとして利用しないといけない場面もあります。
小さな積み重ねで世界観を作る
英語話者の人に「この人、ちゃんと分かっている」と感じてもらう際に、小さな語彙の積み重ねが大切です。
相手が知っていれば専門用語で概念を一意に伝えられる良さがありますが、日常後で表現できると、安心感につなげられます。また、根拠であったり、こういったことをしっかりと提示できると、話に深みが出ます。
それと、AIなどに書いてもらった際の字面のズレっていうのは、このあたりからも来ています。
地味かもしれませんが、丁寧な語彙の積み重ねを価値につなげるよう、大切にしていきたいです。
【編集後記】
こっそりと更新を再開してみています。
位置づけを整理して、いいものを提供できたらなと。
【子育て日記(息子8歳、息子4歳)】
一緒にカービィのディスカバリーをクリアしました。
完成度が高いですね。新出のスターリーワールドをやるために、Switch2を買いたくなります。