プログラム開発の方と会計関連のサービス提供の話題となりました。

こういったサービスの需要はある程度見込めます。
ただ、作成時に問題となるのはセキュリティです。

セキュリティの懸念があると、ソフトウェアの製作、提供コストが跳ね上がります。

会計サービスのプログラム開発に興味がある方や、サービスの規模を検討したい方向けの記事です。

どれくらいの方が使うか

試用ユーザーがひとりなのか、多数なのかで、そのプログラムの構造が変わります。

ExcelのVBAが一番いい例です。
できることはとても多いのですが、なにか屋台骨が見えているようなプログラム作成です。

たくさんの方が使うようにもVBAのプログラムは書けますが、ひとりの人が使うプログラムに対して検討する内容と、複数の方が使うプログラムの検討内容は劇的に変わります。

特に改変や誤操作に対してどれくらい注意を払うかということが異なってきます。

請求書を後から簡単に修正できてしまう場合に、その差額を自分のポケットに入れるスキができます。
このスキをなくすというプログラムが必要です。

でも、スキをなくすにはプログラム作成の手間やメンテナンスが必要になってきます。

 

どの立場の利害関係者がいるか

複数の方が使うという場合でも、どの立場の方が使うかも大切なところです。

働き方や関係性があいまいになっていますので、はっきりしないところもありますが、大まかにはこのような区分。

  • 外部の人も使う
  • 内部の人だけが使う
    • 完全に社内の人だけ
    • 外注先も使う
単純にデータ共有を見ても、多くの人が使うものであればセキュリティをどこまでの範囲におさめるか、検討点が多いです。
クラウド型のデータ共有が流行っていますが、組織で使うのならBOXの一択に近いです。

Active Directoryのように、誰が閲覧できて、誰が編集できるかのレベル設定が細かくできるのがBOXです。
めんどくさい点もありますが、便利ともいえます。

パスワードの付与も検討する点ですし、付与したパスワードの定期更新のタイミングも大切です。

セキュリティを上げれば当然コストが上がる

セキュリティは高い方がいいのですが、上げるとコストがかかります。

まず理解しやすいのは、製作面でのコストです。
管理権限を設定したり、アクセスできる人を検討すれば、単純に工数が多くなります。
その分費用がかかるのもの当然なことです。

その後の管理コストもかかります。
定期的なパスワード管理は意外と手間ですし、日常業務のなかでどこまでその手間をかけられるかは、導入時に検討がいるでしょう。

また、ユーザー側も面倒と感じることがあります。
特にパスワード変更です。

私もしごとで変更をして複数に数値をするときに、「めんどくさい」とよく言われます。

組織における要性を理解してもらうことに努めていますが、ユーザー側も管理が大変です。
頻繁に再設定をしたり入力で間違って時間がかかったりすれば見えないコストがかかっていると表現できます。

どこまで足を踏み入れるかを考えておこう

会計関連のプログラムを検討していましたが、上記の理由から、大きなところの外部サービスを利用するに留めるほうがいいという意見を、ある方から聞きました。

面倒ですし、情報が流出した際の責任の度合いが上がっているようにも感じます。

こういったサービスをあえて避けて、別の分野に投資することもひとつでしょう。
また、こういったセキュリティ面のめんどくささが会計サービスの提供でつきまとうことを理解し、その上で対象や規模を選定する方法もあります。

いずれを選ぶにしても、先を見据えて取り組みたいところです。