Google AdSense 収益向上施策シリーズ Q&A

鍵
広告をするにしても受けるにしても、Google AdSenseの知識は大切です。

直近のGoogle AdSenseのセッションについてまとめてみました。

鍵

もくじ

自動広告に関して

自動広告の除外設定をすると、自動と手動の両方がなくなる?

自動のみなくなります。

広告を自動で出したくない場所の設定方法

下記の場所で設定可能です。
アカウント
>サマリー
>広告掲載の自動化
>編集(鉛筆)
>自動広告の例
>ゴミ箱マークをクリック

アンカー広告と自動広告をどちらか選べるか

設定可能です。
設定場所は下記の通りです。
アカウント
>サマリー
>広告掲載の自動化
>編集(鉛筆)
>広告のフォーマット
>「ページ内広告」「アンカー」「モバイル全画面」を選択できる

自動広告をONにしても広告が増えていないように見えるが確認できるか?

自動広告は、ページ全体の30%になるように設定されています。
手動ですでに広告がされている場合には、積極的に設定がされないという結果になります。
割合を変更することもできます。
設定場所は下記の通りです。
アカウント
>サマリー
>広告掲載の自動化
>編集(鉛筆)
>広告の読み込み
割合を選択可能。最小に寄っていると自動広告が積極的に配信されない

収益向上に関する質問

企業の決算期はクリック単価が高くなるか?

高くなる傾向があります。

「3月・6月・9月・12月」はイベントもあるせいか上がる傾向が実際にあります。

 

クリック単価が下がっている際の上げる方法はあるか?

マーケット側からなので、基本的にはコントロールはできません。

ただ、広告の相互関係上、需要・広告を受ける側・媒体が関係しています。

媒体側からは、広告枠の質を上げることで、入札=競争の機会を上げることで、単価を上げて収益性を高めることができるといえます。

視認率(アクティブビュー)とは?

視認率は、ディスプレイ広告クリエイティブが画面に1秒以上50%以上表示された割合のことをいいます。

高くなると、eCPMが高く、収益アップにつながるものです。

画面の50%x1秒以上見ると1回と数えられます。
カウントの例としては

  • ○=画面の60%x2秒見た
  • X =画面の30%を10秒
  • X =画面の70%を0.5秒見た

視認率=「広告クリエイティブの50%以上が1秒以上表示された回数÷広告のインプレッション数」で計算します。

先程の場合は1÷3=33%が視認率とされます。

 

日本の視認可能率と自分のサイトの確認方法はどうやるか?

日本のアクティブビュー視認可能率は50ー60%です。

確認方法は下記の通りです。

Google AdSense
>レポート
>それぞれの日に「アクティブビュー視認可能率」が表示されている

視認率の改善方法は?

広告を上部・下部に設定している場合、Google Analyticsで離脱を確認して視認率が低い場合は削除する方がいいです。

一般的には、サイトの上部に設定することを推奨しています。

手動広告の最適な位置は?

スクロールせずに見える部分(ATF[モバイルファーストビューページ:スクロールせずに見える部分])が良いです。

コンテンツページは記事内の配置を推奨します。

また、「スポンサーリンク」「広告」のラベルをつけて、無効なクリックなどを防くことができます。

モバイル向けの推奨の形はこちらです。

モバイル向け広告推奨レイアウト

収益改善に役立つレポートはありますか?

3つあります。
  1. 自動広告と手動広告のパフォーマンス比較
  2. AMPと非AMPページのパフォーマンス比較
  3. 自動広告の視認率改善+自動広告
それぞれ確認していきましょう。

1 自動広告と手動広告のパフォーマンス比較

確認場所はこちらですが、自動広告設定をしていないと見られないのでご注意ください。

アカウント
>広告
>サマリー
>広告掲載の自動化
>小さなグラフアイコン
>「手動広告」「自動広告」のクリック数やインプレッション収益を比べる。

2AMPと非AMPページのパフォーマンス比較

こちらのレポートで確認ができます。

アカウント
>レポート
>レポート対象
>コンテンツプラットフォーム
>「ウェブ」「AMP」で比較できる。基本は非AMPよりAMPの方がパフォーマンス良い(らしい)

3自動広告の視認率改善+自動広告x手動広告のパフォーマンス最大化

レポートはこちらになります。日本は50ー60%をベンチマークにしましょう。

アカウント
>レポート
>レポート対象
>広告ユニット>アクティブビュー視認可能率で確認可能

ポリシーに関する質問

警告のアドセンスコードを外してもまだ警告が来るのは?

通常は、警告は 2週間ほどで自動解除されます。

反応が消えない場合、ユーザー端末のキャッシュに情報が残っていることで査システムに反応している可能性があります。

ただ、コードがなければ警告を無視してもアカウントに影響がありません。

AdSenseの審査は人が行っているのか、自動で行っているのか?

両方の場合があります。
割合は非開示です。

お酒を取り扱うのは問題ないか?

扱っても問題はないのですが、お酒の販売を促したり無責任な飲酒の助長したりすることは禁止されています。

今後のポリシー変更の可能性があります。

無効なクリックと対策

無効なクリックの指標は開示されていません。

定期的にトラフィックを確認したり、不審な挙動をしているユーザーIPを確認したりしましょう。

その他の対策として以下のものが挙げられます。

  1. 広告とコンテンツとの間に距離を開ける
  2. 広告の連続的な配置をしない
  3. 広告の上に「スポンサーリンク」や「広告」のラベル追加
  4. 無効なクリックを検知するツールやエクステンションを導入する

モバイル全画面広告について(パートナー向け)

モバイル全画面広告とは?

モバイル全画面広告は、サイトを読み込んでいる間に表示されます。
自動広告設定で可能。CPMは他と比べて20倍です。

ユーザビリティは落ちないのか?

ユーザーエクスペリエンスは、損なわれないとの結果になっております。

表示は、選択されたコンテンツをクリックした総トラフィックの役10%の割合でモバイル全画面広告を表示するようになっています。

日本のユーザーの反応

日本のユーザーは43%反応しています。
比較として、イギリスは30%、アメリカ35%。中国92%です。
日本はモバイル全画面広告の在庫が少ないので、入札で希少価値を評価される傾向にあります。

まとめとして

セッション内容は参考なる部分も多いので定期的に取り入れていきたいところですね。

 

【編集後記】
大きな課題を分割してこなせるように、予定を再度割ってみました。

【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO

【一日一新】
予定の練り直し

【子育て日記(2歳)】
英語の歌「ABCD〜♪」と歌っていました。
子どもは耳がいいですね。

誰かが日本語で「ブルー」というと「ちがうよ blueだよ」と発音を直してくれるみたいです。

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