AIはケンタウロス型で使うべき

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AIと言えば、最近では様々な業界で活用されるようになってきました。しかし、その活用方法はまだまだ模索中であり、どのような形でAIを取り入れるべきか、取り入れてもリスクがないか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

どう付き合うかの回答としては、「ケンタウロス型」であるべきと考えます。本記事では、ケンタウロス型の特徴やメリットについて詳しく解説し、ChatGPTのようなAIの活用方法を考えていきます。AIとの付き合い方を迷っているという方は必読です!

もくじ

AI(人工知能)との向き合い方は、ケンタウロス型

AI(人工知能)との向き合い方において、ケンタウロス型のアプローチが注目されていましたし、されて続けています。すべての意思決定をAIに委ねるのではなく、人間とAIが半々ずつ関与するスタイルで、意思決定を行うことを意味します。この考え方であれば、白黒の二元論、つまり、AIがやるのか人がやるのかということにこだわる必要はありません。

人間とAIが相互に補完しあい、より高度な意思決定が可能になという協調関係を目指せます。また、ケンタウロス型のアプローチは、古今東西を問わず、様々な分野で活用されています。AIと人間が存在するこれから社会において、ケンタウロス型のアプローチが、今後ますます重要な役割を果たすことになるでしょう。

人であっても、かなり細かくチェックが必要

AIを活用する際には、まずはAIと対話するつもりでチェックすることが重要です。ChatGPTに正確性がないという議論が見られますが、人であっても、かなり細かくチェックが必要であるということを忘れてはいけません。

人の判断力によってAIの失敗を防ぐというのは、人の判断によって別の人の判断不足を補うのと似ています。AIとの対話をすることで、必要な情報を確認し、意思決定を行うことが重要です。特に、即時に結果に結びつくような場面では、粒度を変えて利用するといいでしょう。人命にかかわる場合などは、精度の高いチェックが必要不可欠だからです。緊急度が低いもののブレインストーミングなどでは、全体をさらうことを短時間で行うため、有用と考えます。

ケンタウロス型のアプローチは、古今東西を問わず、様々な分野で有効に活用

ケンタウロス型のアプローチは、古今東西を問わず、様々な分野で有効に活用されています。たとえば、

  1. 製造業における品質管理:人間の知識や経験を基に必要な部分を、自動化
  2. 医療診断の補助: 医師と協力して、多角的な検出
  3. 芸術制作の支援: アーティストと協力
  4. 自然言語処理の改善: 自然言語処理の分野で、議事録作成(重要部分の修正)
  5. マーケティングの改善: 人間と機械の双方の能力を活用して、問題発見と意思決定
  6. 金融商品の価格予測: 人間の知識と機械学習の手法を組み合わせて、金融商品の価格予測
  7. 語学学習の支援: 人間の教師と協力して、より効果的な語学学習を支援。AI対話もあり
  8. 動画編集の支援: 映像編集者と協力して、一部の自動編集
  9. ロボットの自律制御: ロボットの自律制御
  10. スポーツ審判の支援: スポーツ審判と、AI判定

AI と人間が相互に補完し合うことが、今後の意思決定において重要

AI(人工知能)は、従来のデータ分析による意思決定を補完し、人間と相互に補完し合うことが重要です。それによって、より効果的な意思決定が可能となります。ケンタウロス型のアプローチを取ることで、AIと人間が相互に連携すると考えれば、対立軸で見るよりもスッキリします。情報はどこかではモノに結びつきますし、コンピュータ自体は生きているわけでも、生きていかなければいかないわけでもありません。ここが人との大きな違いです。協力することで、AIの科学的な視点と人間らしい判断力を組み合わせることができます。今後、AIの進化が進む中で、AIと人間が協力し合って、より効果的に意思決定を行うことが求められます。

【編集後記】
AIが流行りなのは、面白いです。応用がききそうなので、積極的に試しています。

【運動記録】
ストレッチ○ ジム○

【子育て日記(5歳・2歳)】
ワンオペに近い状態です。上の子にお願いをしながら乗り切っています。

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