Web制作を例に、依頼事に控えめに仕上げる難しさ

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | Web制作を例に、依頼事に控えめに仕上げる難しさ

ちょうどよく、控えめに仕上げるのは意外と難しいです。
例えばWeb制作で多くを書きたくなる兆候が存在します。

誰かにお願いをするのだから、できる限りの分量で力を振るってもらいたくなります。
依頼されれた方、依頼をされればそのようにがんばるでしょう。

でも、力を多く込めることが良い結果に必ずつながるわけではありません。
特に離脱を考えるWeb制作ではその傾向があるでしょう。

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*子ども本の森

もくじ

頼むと腕を奮ってほしくなる

お願いする際にできる限りをしてもらいたいくなるのは、性(さが)のようなものです。
情報量もできる限り多い方がいいかなと感じます。
だって依頼をするのに、大したことがない量であれば、依頼した意味が薄れるから。

でも、スマートフォンサイト向けなど、あまり分量を増やさない傾向がある最近において、量を求めると逆に過剰になってしまう場合があります。

スマートフォン向けには、単に見た目を変えるだけでなく、文章も変える傾向があります。
HTML5でCSSでの表示のオンオフもかなり簡単になっているので、できる限り簡素に仕上げる意向が、伝わることにつながります。

 

制作難易度の高さは提供価値になるのか

そもそも、提供するのが難しい製品やサービスをお送りすることが高い価値につながるのでしょうか。

難しさという観点では、ピアニストのリストが女性にモテたくて、難しい曲をつくっていた例があります。
超絶技巧練習曲は有名なので、好みという方もいるでしょう。

でも、もっと音の数が少なくシンプルな和音であっても気持ちに響く曲がたくさんあります。
完成させることも簡単でしょう。

難しい曲の価値は、それはそれで失われるわけでないです。
でも、シンプルな曲は、難しい曲とは使われる場面も違うし用途も違うでしょう。

制作難易度と提供価値は、つくる側としてもわけて考えるべきところです。

サービスなどを提供する立場としても、言い方やこの観点は大切にしたいなと感じます。

 

目的に合っているかを大切に

難しいことをやってほしいは構わないのですが、それが本当に役に立つのか、吟味して実施したいところです。
もちろん、専門家向けなどはその範ちゅうにはいらないでしょうが。

目的に合っているか、難しいことを本当に相手が欲しているのか、難しいことが望む結果を依頼主にもたらしてくれるのか。
Web制作で多くを盛り込もうとする傾向を見て、感じました。

シンプルなサービス提供を考えたい人は、少し意識みるといいかもしれません。

 

【編集後記】
コロナ禍で影響を直接受けている知り合いのお店に。
できる限りですが、商品を購入して帰りました。

早く影響が収まってほしいです。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○

【子育て日記(4歳・0歳)】
コラボで新しいバイキンメカを開発しています。
映画を見ると、再生を複雑にしたり、やられても変形したりするバイキンメカもけっこうあります。

そういうのだったり、別の番組だったりからインスピレーションを得て、今日は四方に増殖したメカになりました。

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