ロゴマーク、見ない日はないくらいに
目にすることが増えました。

ロゴマークを自作したり依頼することも多いのではないでしょうか。

では、つくり際にはどういうところを見るべきか。

他の方のつくり方も参考になりますが、
使い方や運用を定めたガイドラインも参考になります。

今回は、ガイドラインでよく定められていること、
実際のガイドラインの例をまとめてみます。

*子どもとディアモールの少し前のロゴ

 

ガイドラインでよく定められること

1. ロゴ周りのスペース

ロゴの視認性を高めたり、イメージを損なわないように
余白を指定します。

ロゴは塗りつぶしていますが、
ロゴの文字バランスとともに
余白部分もサイズを指定しておくとわかりやすいですね。

イメージはこんな感じです。

6. ロゴの色

ブランドカラーとして、指定されます。

後述するJapan Brandのカラー指定を例とすると

  • 色見本による指定スポットカラー PANTONE 186
  • 印刷物による指定:プロセスカラー (CMYK) M100 Y100
  • WEBの画面指定:近似色RGB R204 G0 B0
  • 16進法による指定:近似色#CC0000

こう考えれば、こちらの3種類の指定を
検討しておくとよいですね。

  1. 色見本の指定
  2. 印刷の場合の指定
  3. ウェブ用の指定

 

なお、16進法の指定やRGBがわからない場合は
こちらの記事をご参照ください。

#FFFFFF? WEBにおける色指定、RGB、RGBAを理解する

 

3. 書体

既存の文字タイプとして
書体を指定している場合があります。

例えば、MUFGを例にとりましょう。

この書体はGotham(ゴッサム)を使っています。

別の書体にしてしまえば
意図しないイメージになるやもしれません。

 

4. 最大のサイズと最小のサイズ

ロゴの書体や配色が指定通りであっても
そのサイズが小さいとうまく認識がされません。

なので、最小で使うサイズをしていしてあります。

例ではこんな感じです。

こちらのロゴは縦横の比率が1:2で設定されています。
縦が5mm、横が10mm以上で表記をしてくださいと
指定がされます。

個人会社や企業でも問題にならない可能性があります。
それは、少数の人が使用を考えるからです。
使う人が増えると問題になってきます。

ガイドラインというよりも、
キレイに見せるために、どれくらいのサイズ感以上を
目指すかというのは、作成時に検討しておきましょう。

 

5. ロゴのデザイン詳細

デザイン詳細は作成を依頼した際に
きちんと決まります。

他の方に使ってもらう場合に
提出できるロゴはどこかで用意をしましょう。

WEBサイトに公開するのは、
頻繁に依頼をされたり
リンクを自由に貼ってもらう場合に
することがあります。

ただ、そこまででなければ
手元に用意しておくだけでも十分でしょう。

 

6. 配色

カラーパターンを複数用意する場合に
配色をしてしておきます。

書類はカラーで出せないときもあります。

また、ウェブサイトにおいても
背景が暗い場合、背景が薄い場合の
2パターンで視認性を上げるために
複数の配色パターンを用意しておくことがあります。

例えば、本サイトでいえば、
仮のものですが、このように2色用意をしています。


背景によって自動で選択されます。

仕様書を公開している組織の場合
配色パターンが2以上載っていることもあります。

作成を依頼する場合に、
色指定を複数してデータを保有しておくのも
いいでしょう。

 

7. ロゴのバリエーションと使用

他のロゴと併記する際の位置関係の指定があります。

例えば、王冠のように配置しないとか、
その目的によって指定をする場合があります。

 

その他、募金活動に使用させるとして、
募金箱にロゴマークをつけるのを禁止するなどがあります。

非営利団体の場合に気になる点ですね。

 

8. 悪い使用例

実際に悪いロゴを作成して、
ガイドライン上は表示をしておくと
わかりやすいです。

実際の画像は次に述べるガイドラインの例を
参照してください。

よくある悪い例でつくるのは

  1. 縦横の縮尺を変更しない
  2. 書体を変えない(斜体にするなど)
  3. 文字の間隔を変更しない
  4. 指定の色以外に変更しない(部分的にも)
  5. 線の太さを変更しない
  6. (文字の位置など)組み方を変更しない
  7. 別のスローガンと組み合わせない

 

ガイドラインの例

見やすいこと、なんとなくインスピレーションを
刺激するようなものを中心にガイドラインのリンクを
まとめてみました。

 

1. 中小企業庁「JAPAN BRAND ロゴマーク」

中小企業庁が「匠の品質」「用の美」「地域の志」の3つを
「地域の中小企業ならではの価値」として定義づけ
その使用としてJAPAN BRANDのゴロマークをつくっています。

その使用方法のガイドラインも参考になります。
こちらから確認できます

 

2. 吉野家ロゴ・マーク

身近な例で、吉野家さんもロゴマークのガイドラインを
公表しています。

アルファベット表記と合わせて
ロゴマークの規定されていますね。

リンクはこちらです

 

3. 50th Anniversary Logo Guidelines 2020

Emergency Nurses Associationの50周年記念のロゴです。

ガイドライン自体が入り組んでおらず
参考にしやすいです。

リンクはこちらです

4.  Ribbon Communications

通信関連のサービス提供をしている
米リボン・コミュニケーションズのロゴの
ガイドラインも公表されています。

スタイル、配色パターン
不適切ない使用例などガイドラインは長いのですが、
きちんとページが分かれていれ
比較的見やすいです。

リンクはこちらです

5. UCLAのACM

南カリフォルニアのコンピュータ・サイエンスを学ぶ
UCLAの学生組織のロゴです。

ページ上に説明が完結していることと、
色によって団体の方向性が分かれている説明があり
カラーバリエーションの参考になります。

リンクはこちらです

 

6. DeNAのロゴガイドライン

Dの部分は、笑顔が横になったような形で
デザインがされています。

Delightマークと呼ばれており、
これを単独で使用することは禁止すると
説明がされています。

ロゴを作成するときには特別意図した部分があり、
それを切り離して使いたい欲求が出るのは
自然かもしれません。

前もって禁止をしっかりと規定しています。

リンクはこちらです

7. & TOKYO

東京ブランドロゴのデザインマニュアルです。
使い方の規定もされています。

「MORNING & TOKYO」、「FASHION & TOKYO」など
他の言葉と合わせて使うことを想定して
デザインされています。

ガイドラインとしても見やすいですので、
参考になるかと。

リンクはこちらです

 

自作にも発注の参考にも

ガイドラインは、自社のブランディングを考えたり
デザイン会社に発注する際にも
どういうことを想定しておくべきか考える参考になります。

見ているだけでも楽しいですから、
インスピレーションを刺激したい場合にも使えます。

自社用に考える項目を検討する際など、
ブランディングを考えたい方は参考になるかもしれません。

 

【編集後記】
「おおかみこどもの雨と雪」を見返していました。
そういえば、花さん(お母さん)の態度に批判的な批評がありますね。

今回の竜とそばかすの姫でも、
批判的なものを見かけたので、おんなじ感じかなと。

ファンタジーの世界をどこまで現実のメガネで見るといいでしょう。
類似に見えるというのは、完成度が高いという裏返しかもしれませんね。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○

【子育て日記(4歳・0歳)】
下の子が朝、早めに起きると、遊んでほしそうに
こちらに寄ってきます。

早起きはいいことなので、
疲れるまで遊んでみます。