改めて、7つの点から「大人の特別」と「子どもの楽しみ」は違う

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | 改めて、7つの点から「大人の特別」と「子どもの楽しみ」は違う

大人の目線で、子どもを楽しませようと考えると、
どこかずれてくることを感じます。

しごとでサービスの提供をしていても、
難しいことが喜ばれるのではなく
求められていることが喜ばれるのはよくあります。

子どもを楽しませようと考えたときの
このズレを改めてまとめてみます。

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もくじ

近くてもいい

せっかく子どもと羽目を外して遊ぼうと考えると、
どこか遠くに行こうと考えます。

遠くももちろん楽しいのですが、
子どもが耐えられる移動の距離には限界がありますし、
大人が考えているほど遠くかどうかが
楽しさに影響するわけではなさそうです。

むしろ近くても慣れ親しんでいれば楽しいですし、
近くてもちょっと知らないことをしたり
探検に行ったりも好きです。

特別を求めすぎて大人が疲れるなら、
近くに行って楽しむのでも子どもには特別感が出せます。

 

非日常じゃなくてもいい

何かイベントごとに行って楽しませよう、
普段の生活では体験できないことをさせようと
考えて特別なことを大人は探します。

でも、そういった特別な
非日常のことではなく、日々の生活のことでも
十分楽しんでくれています。

朝の用意で卵を割るのは、
大人にとっては日常の一コマで、
何も特別なことはありません。

でも、子どもにちょっと手伝ってもらうと
(朝に時間はかかりますので、大人側の心構えが入りますが)、
それだけで意外と楽しんでくれます。

見ているこちら側も結構ハラハラします。

 

同じでもいい

前に一度行ったことであっても、
次も意外と楽しんでくれます。

「同じ公園に行くのは飽きるかな?」と大人側は
考えるかもしれませんが、
同じ方が安心するかもしれません。

同じ公園に行っても、別の遊びをすれば
別のものと認識してくれます。

「変化をつけよう」と大人側が気張って
疲れてしまうのであれば、
そういう気づかいはどこかへ追いやって
一緒にいることを楽しんでいれば
子どもも楽しんでくれます。

 

単純でもいい

大人側のルールで「自分でも楽しんで」を求めれば
ルールは複雑になるかもしれません。

難しいゲームに挑戦したり、
反射神経を問うたり。

でも、子どもは難しさを求めているわけではありません。
難しいと、途中で投げてしまうこともあります。

難しいよりも、単純で子どもにも
しっかりわかるものの方が
子どもの目線で楽しんでくれます。

最近新鮮だったのは、もぐらたたきゲームです。

まっさらな目線で見ると、
それほど楽しいという感じもしません。

でも、やらせてみると楽しかったみたいです。

大人の基準で測れないことを改めて感じました。

 

お金がかからなくてもいい

遊園地に行ったり、どこか知らないところに泊まりに行ったり。
最近はいけませんが、海外に行ったり。

お金がかかることの方が特別であり
楽しい感じを大人として受けるかもしれません。

でも、子どもはお金がかかっているかどうかで
その楽しさを判断していません。

お金の基準がわかるようになれば
もう少し加味するかもしれませんが、
「お金を使ったら楽しい」というのではなく、
純粋に「楽しいことをしたら楽しい」です。

お金を使うことに固執しなくても
子どもは楽しんでくれます。

手の混んだことでなくてもいい

何か難しいゲームをする必要はなくて、
追いかけっこをするだけでも
子どもは楽しんでくれます。

年齢にもよりますが、小学校にあがる前なら
難しさよりもわかりやすさで喜んでくれる感じを受けます。

大人を長く続けていると
子どもとの遊び方を忘れるかもしれませんが、
単純なことをする、子どもでもわかることをする、など
やることのレベルの高い低いの大人の基準は捨てて
子どもが楽しんでくれることを続けるで、十分です。

 

もてなされなくてもいい

「子どものために何かを用意してあげる」と
子どもを楽しませるときに考えるかもしれません。

でも、子どもがもてなされるような状況よりも
子どもも企画者、参加者にする方が楽しんでくれるかもしれません。

「どうしようか?」
「何しようか?」と聞いてみると
一緒に何がいいか、どうしたら楽しいかを
考えてくれます。

良い答えはでないかもしれませんが、
一緒に考える時間が持てるのは
親としても楽しいです。

もう少し分別がつけば、旅行の企画や
調査を一からさせてみるのも楽しみです。

「大人側の参加者になりたい」、
「大人の会話にまじりたい」という子どもの欲求もあります。

こちら側(企画側)にしてあげるだけで
特別なことでなくても意外と楽しんでくれます。

大人の特別ができなくてもいい

コロナ禍の影響もあるでしょうし、
それがなくても日々のしごとが忙しくて
大人の特別な企画ごとができない人もいるでしょう。

そういうときに落ち込む方もいるかもしれません。

でも、子どもの特別が大人の特別とは違うこと、
上記に上げたように大人の特別でなくても
子どもは楽しんでくれますよね。

楽しんで日々を過ごせるような
ちょっとしたヒントになればうれしいです。

 

【編集後記】
とある個別相談。
気になっている市場の状況を聞きました。
とりあえず、楽しそうかなと。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○

【子育て日記(4歳・0歳)】
一緒にお米を研ぎました。
少しずつうまくなっているので、
任せるところを増やしながら。
そのうち全部やってもらえるように。
それまで一緒にし続けます。

もくじ