論文は内容も大切ですが、規定の形に
整っているかも確認をされます。
論文の美しさを語るその道の人は
内容だけでなくその形式もよく見ています。
社会人になって論文を書き始めると
意外と形式美についていけません。
形式を追わずとも、行動力やその内容で
利益につながればある程度、企画書も通る
組織の方が多いからというのが推察です。
慣れればなんてことのないところ。
法学分野の再掲引用についてまとめます。
法学分野における引用もいくつか方法があるでしょうが、
東京大学法学レビューの形式をスタンダードとして
今回ご紹介いたします。(違い流派の方はそちらを参照ください)。
また、WordとPagesの場合の便利な機能も紹介します。
![Word Quotation law](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/11/db26f09b25b6c530403b8ba16b70caaf.jpg)
法学分野における文献引用(書籍編)
学術は専門分野の結晶です。
流儀としてしっかりと決まっていることが
意外と多いので、注意しましょう。
著者が一人の書籍の引用
基本形はこちらです。
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/08/icon_suprised.png)
最後の「。」も必要ですよ。
「著」「年」は不要です。
また、字体は新字体にします。
本当は大石眞さんです。
しかしながら、人名や書籍のタイトルに旧字などがあれば、
新字体に合わせるというルールがあります。
「大石真」さんと記載いたします。
人が変わるようなイメージもありますが、
字体は新字体に合わせましょう。
著者が二人の書籍の引用
二人の場合は、執筆者を=でつなぎます。
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全角カンマ「,」で区切ります。
続きの場合は「-」でつなぎましょう。
著者が三人以上の書籍の引用
三人以上の場合は、最初の一人を記載して、
「ほか」と記載します。
法学分野における引用方法(裁判例)
裁判関連の略語は決まっています。
最高裁大法廷・・・「最大」
など,複数の号で頁数が通し番号になっている判例集は,通し番号で引用してください。
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よく出てくる民集は、「民事判例集」、刑集は「刑事判例集」の略ですね。
基本的な裁判の略し方は以下の通りです。
これだけ所見で見てもよくわかりませんね。
法学分野における引用方法(雑誌・判例評釈編)
判例評釈の引用はこちらです。
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ちなみに、「ジュリストの重要判例解説」「判例百選」を引用する場合はマーカー部分を加えます。よく引用されるからですね。
法学分野における引用の再掲方法
前回既出の著作の引用をする場合はこの書き方です。
Wordにおける再掲脚注
ずれてきます。ですから、相互参照の
機能を使って脚注番号を付しましょう。
Wordで脚注を挿入した状態です。
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/11/4b70336120817e55a40c14a5f1232b53-600x212.jpg)
この状態で追加で脚注を挿入します。
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/11/604fe4fba38404e966a33a54c3656433-600x216.jpg)
カーソルを挿入位置に合わせます。
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/11/77c2669265fb3784f2e62bbd0dab48f1-600x218.jpg)
相互参照を選択します。
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「脚注」を選択しましょう。
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/11/86b466175d6d0b09e4708ae6133cf09e.jpg)
選択したい脚注番号を選びます。
今回は2番目とします。
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/11/144a99f9166749707b7be8998502d724.jpg)
「挿入」をクリックしましょう。
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/11/dd460725806b2807d29d241eeeea25a6.jpg)
テストで、2番目の脚注の前に新たに脚注を挿入します。
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/11/0e58e4e21def9d36e2e35cd7c10c8aa3-600x224.jpg)
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/11/01119c719bba604c669dda09d9356b72-600x218.jpg)
挿入されました。
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/08/icon_question.png)
あれ、変わりませんね?
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/11/62d89d65dc830b4be0139c6403bf4427-600x207.jpg)
実は、更新の処理が必要です。
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/08/icon_get-idea.png)
番号を更新するには
範囲選択をして「F9」です。
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2019/11/abb5d4c62137b8cfd94adfc4d0e213ac-600x214.jpg)
うまくリンク付されました。
最終完了時に更新をしよう
相互参照をつけたら、最後に更新をしましょう。
やり方です。
- 脚注にカーソルを置く
- Ctr + Aで全選択
- F9をプッシュで更新
更新しないとせっかくせっていしても
古い数字のままになりますので、
注意しましょう。
脚注は最初から意識してつけておこう
![法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能 こじま税理士のビジテクブログ | 法学分野での引用方法・再掲文献をWordで相互参照する脚注機能](https://www.ak-up.com/wp-content/uploads/2023/02/start-600x400.jpg)
引用方法は大まかなものを例示しました。
大枠とWordやPagesの使い方を示すためです。
上手に使って時間短縮をしてください。
【編集後記】
論文作成は焦りますね。私は論文の締め切りまで
まだ時間があるのですが、
さっさと書ききる気持ちで進めるつもりです。
【運動記録】
ジョギング O ストレッチO 筋トレO サプリO
【一日一新】
脚注引用まとめ
【子育日記(2歳)】
就寝の時間だったのですが、
なんとなく寝られなかったようです。
「おとうさんとねる~」と
呼びに来てくれました。
添い寝すると落ち着いたようです。
しばらくすると寝息を立てていました。