論文は内容も大切ですが、規定の形に
整っているかも確認をされます。

論文の美しさを語るその道の人は
内容だけでなくその形式もよく見ています。

社会人になって論文を書き始めると
意外と形式美についていけません。

形式を追わずとも、行動力やその内容で
利益につながればある程度、企画書も通る
組織の方が多いからというのが推察です。

慣れればなんてことのないところ。
法学分野の再掲引用についてまとめます。

法学分野における引用もいくつか方法があるでしょうが、
東京大学法学レビューの形式をスタンダードとして
今回ご紹介いたします。(違い流派の方はそちらを参照ください)。

また、WordとPagesの場合の便利な機能も紹介します。

Word Quotation law

法学分野における文献引用(書籍編)

学術は専門分野の結晶です。
流儀としてしっかりと決まっていることが
意外と多いので、注意しましょう。

著者が一人の書籍の引用

基本形はこちらです。

執筆者名書籍名(版表示)』 該当頁発行所発行年)。

最後の「。」も必要ですよ。
「著」「年」は不要です。

この形式に合わせるとこうなります。
大石 真 『統治機構の憲法構想(初版)』 52-79頁(法律文化社,2016)。

また、字体は新字体にします。

本当は大石さんです。
しかしながら、人名や書籍のタイトルに旧字などがあれば、
新字体に合わせるというルールがあります。
「大石真」さんと記載いたします。

人が変わるようなイメージもありますが、
字体は新字体に合わせましょう。

著者が二人の書籍の引用

二人の場合は、執筆者を=でつなぎます。

この形式に合わせるとこうなります。
増井 良啓=宮崎 裕子 『国際租税法(第3版)』 101頁, 136頁(東京大学出版会,2015)。
ページ数表記は、分割ページの場合は
全角カンマ「,」で区切ります。

続きの場合は「-」でつなぎましょう。

著者が三人以上の書籍の引用

三人以上の場合は、最初の一人を記載して、
「ほか」と記載します。

谷口 勢津夫ほか 『基礎から学べる租税法(第2版)』 22-23頁(弘文堂,2019)。

 

法学分野における引用方法(裁判例)

裁判関連の略語は決まっています。

最高裁小法廷・・・については「最」または「最一」「最二」「最三」
最高裁大法廷・・・「最大」
など,複数の号で頁数が通し番号になっている判例集は,通し番号で引用してください。

 

よく出てくる民集は、「民事判例集」、刑集は「刑事判例集」の略ですね。

基本的な裁判の略し方は以下の通りです。

裁判所・審判所名の略称裁判形式の略称年号○年○月○日掲載誌の略称○○巻○号○○頁
これに従うと、
最大決昭和48年4月4日刑集27巻3号265頁。

これだけ所見で見てもよくわかりませんね。

 

法学分野における引用方法(雑誌・判例評釈編)

判例評釈の引用はこちらです。

執筆者名「判批」雑誌名○○巻○号開始頁該当頁発行年)。

 

ちなみに、「ジュリストの重要判例解説」「判例百選」を引用する場合はマーカー部分を加えます。よく引用されるからですね。

執筆者名「判批」《編者名》編『○○判例百選(《版表示》)』開始頁,該当頁(発行年)。

 

法学分野における引用の再掲方法

 

前回既出の著作の引用をする場合はこの書き方です。

《執筆者の姓》・前掲注○)○頁。
こちらの書籍から100-102頁を引用する場合を例にすると
 1)大石 真 『統治機構の憲法構想(初版)』 52-79頁(法律文化社,2016)。
大石・前掲注1)100-102頁。
となります。

Wordにおける再掲脚注

下記の注1)は、Wordの版を重ねるにつれて
ずれてきます。ですから、相互参照
機能を使って脚注番号を付しましょう。
大石・前掲注1)100-102頁。

Wordで脚注を挿入した状態です。

 

この状態で追加で脚注を挿入します。

 

カーソルを挿入位置に合わせます。

 

相互参照を選択します。

 

「脚注」を選択しましょう。

選択したい脚注番号を選びます。
今回は2番目とします。

 

「挿入」をクリックしましょう。

 

テストで、2番目の脚注の前に新たに脚注を挿入します。

 

挿入されました。

あれ、変わりませんね?

 

実は、更新の処理が必要です。

番号を更新するには
範囲選択をして「F9」です。

 

うまくリンク付されました。

最終完了時に更新をしよう

相互参照をつけたら、最後に更新をしましょう。

やり方です。

  1. 脚注にカーソルを置く
  2. Ctr + Aで全選択
  3. F9をプッシュで更新

更新しないとせっかくせっていしても
古い数字のままになりますので、
注意しましょう。

脚注は最初から意識してつけておこう

引用方法は大まかなものを例示しました。

大枠とWordやPagesの使い方を示すためです。
上手に使って時間短縮をしてください。

 

【編集後記】
論文作成は焦りますね。私は論文の締め切りまで
まだ時間があるのですが、
さっさと書ききる気持ちで進めるつもりです。

【運動記録】
ジョギング O ストレッチO 筋トレO サプリO

【一日一新】
脚注引用まとめ

【子育日記(2歳)】
就寝の時間だったのですが、
なんとなく寝られなかったようです。

「おとうさんとねる~」と
呼びに来てくれました。

添い寝すると落ち着いたようです。
しばらくすると寝息を立てていました。

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