比較をすれば良さはわかるが、しなければ気になるところでもない

Stone pavements

お肉を二種類食べ比べました。
値段が高いものとそれより少し値段が
下がるもの。

その場で食べ比べれば質の差がはっきりします。

この場では、値段が高いお肉の方がおいしかったです。

でも、プロの料理人ならともかく
素人であれば安い方のお肉もそれなりに
おいしいはずです。

商品やサービスを提供する上でも、
批評したい人以外は必要なのを一つ購入して
終わりになります。

「比べる」というのが継続的な活動で
ないことを理解しておくと、
購入も提供も視野が広がりますね。

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音響機器の購入での比較

昔、音響機器の購入をしに行ったときに
そこの店員さんに言われました。

「確かにこっちの製品は良いけれども、家で比較しながら聞くわけではないんだよ」

と。

二種類比べてみたスピーカーからは、
素人でもわかるような差がありました。

予算を少し超えた方からはより立体的な
音が流れていました。

目の前にいいものがあるのなら、
いいものを手に入れたいというのは
普通な感情です。

でも、その気持にどこまで向き合うかは
考えるべきところです。

比較しながら使い続けるわけではない

いい商品やサービスはあっても、
それらを比較しながら
使い続けるわけではないです。

一つ持てばとりあえずは満足します。

専門家の方は比較しながらその良さを
感じて紹介してくれる。

その紹介文を読みながら
「ああ、確かにA商品よりB商品の方が優れているな」
と考えて購入に至るのです。

 

でも、その専門家は、実際に商品を買った
私達とは違う目線を持ってしまいます。

それは、「比較しながら使う」という目線。

ほとんどのユーザーは比較しながら使うわけではないです。

比較してレビューがあるといいと
考えるかもしれませんが、実際に比較して
使う状況に置かれる人は少数派のはずです。

足るを知るため

比較しながら使うわけではないというのは、
足りることを理解するために必要な点です。

良いものと比べた劣等感にさいなまれながら
手に入れた商品を使う状況には陥りません。

手入れたもの自体への満足感こそが、
通常一つの商品やサービスを使う人が
基準にするべき価値観です。

レビューを参考にするときも
商品やサービスを提供するときも
比較における商品の性能の悪さに
さいなまれながら使う状況に
ほとんどの人が当てはまらないと
理解しておくといいかもしれませんね。

 

【編集後記】
ちなみに、高いお肉は1000円/100g、
安い方のお肉は900円/100gでした。

【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○

【子育て日記(3歳)】
一緒にお料理で卵を割ってもらいました。
卵を割るのって最初は難しいですね。

少し殻が混じったのですが、
楽しそうな感じを受けます。
また、次の機会も一緒にしようかなと。

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