削り彫りからの目標作成:やらないことからやることへ

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | 削り彫りからの目標作成:やらないことからやることへ
道端の銅像 by SONYα7Ⅳ

独立して日々仕事をしているとやりたいことが増えていきます。それと同時に時間が足りなくなってきます。結果的に、やりたいことよりもやらないことを意識しないといけなくなっています。

暦年の目標の場合、3ヶ月経って見直すにいい機会です。

もくじ

プロジェクト進捗が遅い場合

狙っているプロジェクトは完了してないことはありませんか。目標が多いや 負担感が強い場合、 プロジェクトが多すぎる可能性があります。

進捗を早くするか、そのプロジェクトに集中する必要があります。 といっても、プロジェクトを早くするにも限界があります。もうひとつの可能性である集中すること、つまり、他のものへの 時間配分を少なくすることも目標達成のカギになるはずです。

やらないことの意識

いくつか、やらないことのヒントをまとめてみます。

捨てる活動を決める

一番大きな影響を出せるのは、 やらない活動を決めてしまうことです。 ざっくりとその全てをそぎ落とせるのであれば、大きな時間を生むことができます。 取り組んでいた活動の全てを削ぎ落とさなくても、 8割減らす、5割減らすでも捨てたことに入ります。 私の場合、先日LinkedInのアカウントを閉じました。 とりあえずいろいろ試してみて効果が出ないかなという結論です。

選択と集中のようなもので、やらないことから決めてやることに つなげる形です。

見ない指標を決める

見ない指標、あるいは、見すぎない指標を決めることも、やらないことの意識につながります。例えば、SNSの フォロワー数が増えた方が影響力が大きくなるような気がします。もちろんそうなのでしょうが、日々かかる時間や他のSNSその他の発信の時間を削ることにもつながります。

見ない指標を決めるだけでも、 とりあえずの時間を使わなくて済みます。

誰かのライバルを辞める

競う人や証明する人を減らすだけでも時間の節約になります。 誰かに負けている状態は焦ります。 しかし、学校の小さな枠の中にいるわけでもなしに、負けているが勝っているかは、私自身にしかわかりません。

しかも、その人とライバル関係である必要性も、自分が決めているだけです。 見ないようにしても気になる人はいるかもしれません。その場合でも、1年間だけライバルを辞める こともできます。期間限定でも構わないので、ライバルを止めるだけでもやらないことを増やすことができます。

ブログで注力しないものを決める

ブログで注力しないネタ を決めることもやらないことにつながります。あのネタの場合、この人が よく書くことが、観察していると分かってきます。 最近の googleの評価について、何を書くかよりも誰が書くかを 評価する傾向があります。その意味で、自分のサイトにわざわざ載せなくても良いことというのを決めておけば、自分の集中するネタの範囲を限定することができます。

出費の対象を制限

出費の対象を制限することもやらないことを決めて、集中することにつながります。物のレビューなんかもそうです。この指のものは、あの人がよく試している状態であれば、 自分はその対象に支出をしても被るだけになります。

小括

2024年の四半期が過ぎていて、 自分の目標値が達成できるか を判断するにちょうど良い時期です。もし自分の目標値に近づいていなければ、優先して取り組むべきものを見直す時期でもあります。

取り組むべきものを見直す事は積極的に行うはずです。それでも足りなければ、きちんと取り組まないものも 決めることで、積み上げ彫りと対照的な削り堀りとして、やりたいことを形作ることにつながります。このアプローチも必要であればとっていきましょう。私もいくつか辞めてみて、バランスを整えています。


【編集後記】
ウェブサイトのAnalyticsの接続のし直しをしました。といっても、今のところそこまで詳しく見ない指標ですが。

【運動記録】
ストレッチ○

【子育て日記(息子6歳9ヶ月、息子3歳3ヶ月)】
夕方に上の子とお買い物。お手伝いをしっかりしてくれる年齢で、重そうなものを積極的に持ってくれました。成長が日に日に見えて嬉しいです。

もくじ