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電子処方せんを例に、電子化が難しい理由を考えてみる

明日から電子処方箋が始まります。
電子帳簿保存法を考えても、電子化はハードルが伴います。
電子化は、やはり難しいのでしょうか。
電子処方せんを例に、電子化電子化が難しい理由を考えるヒントにしてみます。

目次

電子処方箋とは?

電子処方箋とは、医師が患者の治療に必要な薬剤をデータに入力し、電子的に薬局に送信する方法です。紙に書かれた処方箋を手作業で入力する必要がなくなり、処方箋の誤りも減少します。

電子処方箋の利点は?

まずはメリットを考えてみます。

  1. 紙処方箋に比べ、誤りが少ない: 電子処方箋は、手書きによる誤りを防ぐことができる。
  2. 早期処方箋の作成ができる:データで処理をすれば早い
  3. 管理が簡単になる: 紙に比べて、管理が簡単になる(慣れもあるが)
  4. 遠隔地でも渡せる: 遠隔診療が増えることを考えれば、電子的に受け渡しができる処方せんは便利
  5. 履歴参照: 3年間は履歴を確認でき、副作用、相互作用などを確認できる。
  6. 総合的に医療費の圧縮に:総合的に医療費の圧縮につなげられる。
  7. コストの削減: 電子処方箋は、紙処方箋よりもコストが削減が期待できる。

電子処方箋のデメリットは?

デメリットも考えてみます。

  1. 技術的なハードル: 電子処方箋システムに投資が必要でること
  2. 医療関係者の使用に対する抵抗: 医療関係者は、慣れないシステムに対して抵抗を感じることがある。
  3. セキュリティーの問題: データの取扱に対する問題がある。
  4. 法的な制限: 管理をきちんとしないといけない
  5. システムの運用維持:定期的なデータの管理などが必要
  6. 使用量:あまり知られていないからか、使われる量が少ない
  7. 緊急時の問題: 電子処方箋システムがダウンした場合、緊急時に薬を受け取ることができない可能性がある。ただ、この場合、病院自体がダウンしている気もしますが。

慣れの戦い

導入すれば、全体的にコスト圧縮、効率化につながると考えます。
でも、一方で慣れへの問題が大きいです。

導入を検討することも遅く、なかなか全体に導入が進みません。
全体に進まなければ、うまく浸透できません。

というのも、「他の病院はどうやっている?」というのを気にするからです。

現場の意見と法制化

良い悪いではないのですが、日本でIT法制化などを考えるときには、「現場で可能か?」をかなり意識しています。
一方で、アメリカを例にすれば、法律を先につくってしまって、それに対応するような動きがあります。

前者だと、なかなか浸透しません。
弱者の切り捨てだとか、現場が使えない、コストがかかる、言い訳がたくさんできます。

電子帳簿保存法もそうでしたが、制度を弱めるような動きが見られます。
いつまでたっても全体が進みません。

ルール化にはバランスが必要としても、うまく変わっていくときに上手にバランスを考えていきたいところですね。

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