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語源が気になったときに。「彼女」も明治生まれの日本語

言葉の発生元を知ることは、その言葉を正しく使うことにつながります。
調べてみると意外と面白いもの。

やんわりと語源と向き合ってみたいと感じたら、「明治生まれの日本語」が面白いです。
例えば、「彼女」という言葉も明治生まれ。

今回は、本のさわりのご紹介です。

he and she

 

明治生まれの日本語

明治生まれの日本語

  • 作者:飛田 良文
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日: 2019年06月14日
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「彼女」はいつから?

「彼女」という言葉は常々出てくるもので、単に女性を表す場合もあれば、特定の人、意中の人を表すなど、様々です。

ずっと昔からあるように感じますが、明治辺りに生まれたとされています。

彼女を深堀りする前に、「彼」について考えてみます。

 

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「彼」はいつから

「彼女」は比較的新しい言葉ですが、「彼」はずっと昔からある言葉です。

「彼」は万葉集にも出てきます。

少し下り、源氏物語では男性・女性・モノのいずれも指す言葉として使われています。

「彼」はその意味で、日本語の当初の頃から存在していた概念。
男女や無生物を分ける必要性がなかったのかもしれません。

「彼女」はなんと読む?

彼女が現れだしたのは明治期辺り。

明治18年の坪内逍遥の当世書生気質にて、「彼女」が出てきます。
フリガナもあるので、「かのじょ」と読みます。

「彼女」だけでよければ、1815年(文化12年)に、「zij」の訳語として「彼女」の表記が見られます。
オランダ語のSheに当たります。

よみがなは「かのじょ」ではなさそうです。
「カノヲンナ」であったり「アノヲンナ」であったり。
他には、「アレ」「アイツ」「アノヒト」など。

「彼」と「彼レ」との表記で男女を分けているものも見られます。

「かのじょ」として統一されたのは、明治6年の小学読本(今の教科書に当たる)が出てきた辺りと推測されています。

明治20年頃には、「かのじょ」が定着したようです。
ただ、翻訳語として形作られたものであり、敬意が含まれていないのが通説的です。
それも現代まで含めれば少しずつ変わってきているように感じますが。

語源を含めて読んでみると面白い言葉が多いです。

毛色の変わった読書に混ぜてみると楽しいかもしれません。

 

明治生まれの日本語

明治生まれの日本語

  • 作者:飛田 良文
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日: 2019年06月14日

 

【編集後記】
考えると新しい論理展開が開けるものですね。

【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○

【一日一新】
明治生まれの日本語

【子育て日記】
図書館で借りてきた本が気に入ったようで、おもちゃでその一場面を再現してくれました。
そんな遊び方もあるんですね。

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