自己紹介を困難克服の物語に寄せ過ぎない

物語を書く際には、型があります。
そのうちの一つは、「困難の克服」があげられるでしょう。

「XXが嫌いだったが克服した」
「XXが苦手だったが、うまくいくようにできた」などです。

XXが大きな谷であると、その後の飛躍を大きく見せられます。

でも、人生の大きなた谷はそこまでありません。
谷を大きくつくりすぎても問題が出ます。

自己紹介の流れで、谷は適度にしておく方いいでしょう。

 

目次

谷が大きいと不幸が大きく見える

物語の谷が大きいと、不幸見えます。
「XXという経験があった」と書いて、それを克服したのであれば劇的です。
印象に残る話としてつくれるかもしれません。

でも、不幸が大きいということは、そういう気質なのかを気にされます。

不幸もこれまでの人生の一部ですから、否定する必要はないですが。
ただ、改めて今強調して相手に伝えるべきかといえば、そうではないでしょう。

自分のすべてを開示して理解してもらえるのは、家族やパートナーなどに限られる場合が多いです。
それ以外であれば、しごとの理解として必要な部分を開示することになります。

谷を示して物語性を示す以上に、不幸を示してしまうのは、あまりいいことといえません。

 

谷が大きいと、過去の所属組織を否定することになる

過去の谷間を示す際に、所属している組織での経験を語る必要が出る場合があります。
内容によっては、所属組織を悪く言う場合が出ます。

ひとつの方法ではあるのですが、過去に所属していた組織を悪く言う弊害はいくつかあります。
そのうちの2つは、

  1. その組織に所属していた人が見る
  2. ネガティブワードが、これからの見込み顧客に悪影響を及ぼす

過去の組織にいた人も、サーチが好きな方はちょくちょく名前で検索をしています。
そういう人が悪口のようなものを書いていたと見ると、その組織の中で話を広げます。

同じ業界であれば話は回ってくるので、何かしらの影響があるかもしれません。

また、ネガティブワードを純粋に嫌う人もいます。
第三者のことを言っている場合であれば、悪口らしきものが書いてあると興味を失うような人です。

これから見込み顧客の悪口を言うわけではないのですが、悪影響を及ぼす場合があります。

 

谷が大きいと、クセのある人と見られる

谷を大きく表現すると、クセの強い人だと感じられることがあります。
いや、そう思われても構わないのでしょうが。

ただ、あまりクセが強い人だと敬遠されることもあります。

狙って行うのであればいいのですが、そうでない場合には、クセを強く表現しすぎるのは良くないです。

通常のしごとですから、芸能人のような特徴的な人としごとをしたいと考えている人はそう多くありません。
通常通りのしごとを一緒にできる人を探していることの方が多いです。

 

谷が大きいと、今も引きずっていないか心配される

ネガティブをどこかで表現した場合に、そのことを今も特性として引きずっていないか懸念されます。

谷をつくってそこから復活したという浄化の物語を表現しすぎて、谷が今も続いているように思われるのは良くないです。

他の項目でも書いたように、「過去にあったことを否定しなさい」と言っているわけではないです。
ただ、わざわざ目の前に今出してくる理由があるでしょうか。

例えば、学生時代に宿題をするのを忘れたという話、今する必要がないでしょう。
過ぎ去って関係がないこともたくさんあります。

しごとに関連するアピールをする上で、関係がないことをわざわざ今出してくる理由がなければ、横に置いておきましょう。

困難克服の物語はバランスを見て

物語での谷をつくってそこから復活するやり方は、王道と評されることがあります。

ただ、うまくやらないと、谷を引きずっていたり今もネガティブであったりという誤解を生みます。
物語の浄化感が下がりますが、谷だけを劇的にしすぎないのが得策です。

気になる人は周りの人に少し確認をしてもらって、バランスを見直してみましょう。;

 

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