仕事の依頼で、AIとの違いを際立たせる人格要素

こじま税理士のビジテクブログ | 仕事の依頼で、AIとの違いを際立たせる人格要素
レゴランドのロボットの様子

生成AIの話題は少し落ち着いている様相ですが、AIが一般的な仕事を奪うことは分野によって話題です。
AIタレントの起用で使用分野が広がりそうです。
対抗を考える場合のひとつは、人格要素だと考えますのでまとめてみます。

もくじ

AIの利点から考える

AIタレントを使う利点とはなんでしょうか。

スキャンダルの少なさ

AIなのでどこかで不貞を働いたとか犯罪を犯したということは出てこないです。
操作側の発言においては気をつける必要があるかもしれませんが、それは生身のタレントでも同様です。

私生活がAIタレントにはないので、プライベートの流出などの危険性がかなり少ないです。

費用性

人気のタレントを使うことを考えれば、AIタレントを使った方が費用が安くなります。
人種や体系、身長なども自由に変えられるため、モデルなどで使う場合にはその用途に合わせてタレントの性質を変更可能。
合わせるための費用を抑えられるという利点があります。

一般性

特徴を持たせることも可能ですが、エキストラなど一般性を持った作成も得意です。
商品自体を主としてCMなどに使う場合、タレントだけ覚えられる必要性はないですね。

一般性をタレントに持たせるという使い方ができるのは、AIタレントのいい部分です。

効率と速度

AIの最大の強みは、その効率と速度です。
撮り直しを何度しても疲れませんし、細かな修正を後から加えることができます。
また、大量のパターンを一度に作成するのも、人と比べて得意です。

違いを出すには

AIタレントが良かったとしても、人の仕事がなくなってしまう危険はどこかにあります。
どういうところに違いを持っておくといいでしょうか。

人格の有無:AIと人間の根本的な違い

人格の有無を全面に出しておくことで差別化する方法が考えられます。

人間とAIの最も根本的な違いは、人格の有無にあります。
AIは特に生きていませんから、私生活はありませんしこだわりもありません。

こだわりがある人が紹介するものと、その場限りで詳しくない人が紹介するものでは、どちらに感銘を受けて購買につながるでしょう。
仮に、AIに人格的な個性をプログラムしたとしても、それは作られたもの、演じるものでしかありません。

価値観の形成:人間の人格がもたらす影響

人格に伴って存在するのは価値観です。

タレントさんとして目立つから使われる場合もあれば、その価値観がバックグラウンドにあるから使われる場合もあります。
元スポーツ選手などでCMに起用される場合に、見た目もいいかもしれませんが、それまでの過去の歴史、スポーツにストイックに取り組んできた価値観に対しての期待で選ばれることがあります。

生きることによって必然性がある価値観を提示できるのは人とAIの違いです。
コメントやアドバイスをもらう場合でも、生きた回答が来るはずです。

人間性の存在の必然的

人格的な要素は人間性とも言いかえられます。

タレント業も広義ではサービス業の一種です。
顧客サービスやカウンセリングの分野でもよくあるように、共感や感情的な理解が質を高めます。
単純ではありますが、AIタレントにはやりにくいことです。

まとめとして

AIの独自の強さに対して人間がすべて負けるわけではありません。
人も独自の強みを持っています。

AIは一般性や効率性に優れていますが、人間特有の感情や創造性は持ち合わせていません。
一方、人間は感情や価値観に基づいて依頼に対応し、生き方も含めて価値観を伝えられます。

AIと勝負することがこれから出た場合には、一方の強いところを理解しつつ、比較に勝ったり上手に組み合わせたりしてAIを利用することが大切になってくるはずです。
まずは、AIとの比較において人が負けないようにする打ち出し方の検討から始めてみましょう。


【編集後記】
最近はポケモンのダイヤモンドパールを少しずつ見進めています。
シンジと少しずつ理解し合えてくる感じが楽しみです。

【運動記録】
ストレッチ○

【子育て日記(6歳・2歳)】
体調の具合で、下の子の面倒を見ながらの一日。
こういうときは、普段とは違うと割り切って仕事を進める方がストレスがたまらないです。

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