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インコタームズ®2020のDDP(Delivered Duty Paid)[関税込持込渡し]の紹介

インコタームズ®2020以前からある
DDP(Delivered Duty Paid)について説明をしていきましょう。

ddp

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DDP(Delivered Duty Paid)[関税込持込渡し]とは

DDP(Delivery Duty Paid)の略です。
ディーディーピーと読みます。

DDPは売手が買手まで商品を
届ける意味となっております。

DDPは2社間や3社間の取引においては、
ちょっと使いにくいです。

特に使いにくい理由は
税金を払わなければならないこと。

Delivery Duty Paidなので、
買手の国においてかかる関税や消費税を
売手側が負担します。

この際に問題なのは、関税も消費税も
実際に輸入通関が完了するまで
完全には確定しないことです。

たとえ50ドルと分かっていても、
日本側では為替換算が待っています。

また、通常50ドルなんて切りのいい数字で
確定はしません。

本体の評価額に対してのパーセンテージ料率です。

また、通常より低い価格と判断された場合には
相手国の税関において正式な価格を本体価格とされて
課税がされます。

確定するまで時間を要してしまうのは
DDPの使いにくいところです。

自社同士など、相手との関係性によって
DDPの方が使いやすい条件はあるでしょうが、
あまり多くはお目にかからない条件です。

ただ、貿易に慣れていない相手方に望まれる
場合もありますが。

契約書の上での表記上はこのようになります。

DDP 指定場所 Incoterms 2020

 

リスクと費用は前述の通りですが、このように移転します。
荷下ろしした時に移転です。

DDP risk cost

上記の図の通り、買手の指定場所に送って
買手が荷降ろしできる状態になれば、
これで納入が完了します。

荷下ろしするかが特徴的

DDPは船であっても航空であっても
使用できるインコタームズ®です。

荷降ろし部分は前述の通り、
DPUとは違うので注意してください。

DPUは、インコタームズ®の中で、売手側が
荷下ろしをする費用・責任を要求する唯一のものです。
一方で、DDPはそれに当たりませんので、
買手が荷降ろしをすることとなります。

DAPとの違いは税金部分ですね。

前述の通り、輸出者が相手の国における税金を
全て払うのは、通常は煩雑です。

中小企業などはDDPを要求されても、
別の条件を選ぶほうが楽です。

DDPは売手が最大のリスク受諾となる

DDPは図を見てもらっても分かる通り、
売手のリスク受諾の部分が大きいです。

DDP risk cost

売手側が最大のリスクを受諾する結果となります。

買手の国における輸入通関も負担します。
その先の関税・消費税も負担します。
買手の国における輸送費も負担します。

となると、ほとんどそのすべてに精通しているか
複合一貫輸送の上手な業者とリスクを理解した上で
受諾しなければなりません。

しかし、実際の受諾は多くないのは
お伝えしたとおりです。

まとめとして

あまり使わないのですが、
DDPは覚えやすいインコタームズ®です。

全体を理解するために、
DDPはさらっと見ておく程度で
十分です。しかし、試験を受けるなど
考えれば位置づけをしっかりと理解して
おきましょう。

【編集後記】
やっと天気の子を見ました。
やっている映画館が少なくなっていて
ちょっと難儀しましたが、
まだお客さんがぽつぽつ来ていました。

【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO

【一日一新】
天気の子

【子育日記(2歳)】
よくイヤイヤ言われるのですが、
いないのもイヤなようで、
去っていくと「どこ?」と感じるようです。

色々言われて父親としては複雑ですが、
できる限りは一緒にいるようにしてます。