失敗した数だけITのチカラは上がる

こじま税理士のビジテクブログ | 失敗した数だけITのチカラは上がる

性分なのか、できると感じられるのか、IT関係の機器の処理で頼られることが多いです。
大学のときも会社のときもどちらででも処理に当たることが多かったです。

よく、「どうやってITに詳しくなったか」と聞かれることがあります。
思い返すと、比較的叩き上げの側面があります。

分からないことがあっても、調べて論理的に間違いを探していくと解決することが多いので、問題点を見つけるのは楽しい点です。
よくある叩きあげるトラブルをまとめてみました。

もくじ

パソコンがインターネットにつながらない

インターネットにパソコンがつながらないのは、本当によく聞かれるものです。

パソコン本体と周辺の問題

本人が間違ったショートカットを触ってしまったり、アップデートでの不具合があったり。
たまにマルウェアに感染しているという場合にもあったことがあります。

細かく内容を見ることもしますが、大局として、物理的につながっているかを確認することが大切です。
配線がつながっていても、途中で断線しているという場合もあります。

特に、配線が古くなっていると断線の可能性もあります。
LANケーブルが断線しているということもありえます。

ひとつひとつ可能性を調べて、うまくいっているかを確認していきます。

IP割り振りの問題

IPアドレスの割り振りができているかどうかというのもよくある問題です。

ルーターからうまくIPをもらえていないということがあります。
ルーターのキャパシティを超えているということもあれば、超えていないのだけれども、割り振りに使用されているIPの数に制限があることもあります。

比較的長い期間通信機器と関わっていると、最近のものは優秀です。
適当にしてもなんとなくうまくできるように変わってきています。

しかしながら、昔ながらの不自由なときの設定に触れていると、新しくなっても設定する項目の推測ができるので、役に立ちます。
IT関係は日進月歩なので、昔の知識が役に立たないと言われることがあります。
この辺りは、税務と同じで持っている勘所を使ってトラブルシューティングも可能なので、面白いところです。

元回線のトラブル

ルーターからパソコン本体までのトラブル以外に、ルーターより電話線側のトラブルということもありえます。

NTTのOMUのトラブルに遭ったことがあります。
ルーターまではきっちりつながっていると分かれば、それ以外が問題です。
結局、OMUが壊れていたという事例があります。

「OMUが壊れているだろう」ということは簡単です。
分かれば、無料で交換してもらえます。

問題なのは、そこが問題だということを証明しておくことです。
サービス業者に対して、それ以外の部分の問題について全て確認したと伝えないといけません。

一気に調べてくれるようないいハードやソフトはあまりありません。
経験を活かして、きちんと通信業者の方を説得できるように調べておく必要があります。

業者の方も仕事であり、壊れていない機器を交換してくれるほどお人好しでもありません。
通信関連でのトラブルシューティングをおおよそ終わらせているということをきちんと伝えれると、元回線トラブルの処理が迅速にできます。

頼られるほどに磨かれる

通信関連のトラブルは、その場になって問題に当たってみないと分かりません。
つながらないと見ていたら、類似の手元機器はつながるという事態もよくあります。

これに合わせてプリンターにつながらないとか、プリンターへ指示が出せないなんてものもありますね。
聞かれまくることで腕が上がるといういい経験です。

できる限りのことを試して、都度失敗することもありました。
試行というだけで、表立った失敗にはなりませんが。

頼られて試していくうちに、腕が磨かれました。
税務・会計処理と合わせて全体のフローを整える目線を養うことができます。

ITのチカラを上げたい場合は、トラブルに遭って、色々と自分で試してみるのが、一見遠回りなようで近道です。
自分でトラブル対応にぜひあたってみましょう。

【編集後記】
机回りの構成がまとまってきました。
撮影アングルについて、もう少し工夫をしてみるつもりです。
動画編集も、ムダな部分もありつつ、楽しみでもあります。

【運動記録】
ストレッチ○

【子育て日記(6歳・2歳)】
子どもへ影響するのは、「母親の経験が遺伝し、父親の経験は遺伝しない」という切り取りに出会いました。
もしこれが本当なら、父親が子育てをするモチベーションをとても下げます。

しかし、「切り取り」と表現したように、これはほぼウソのレベルです。
というのも、マウスが経路学習することの適応性を根拠にしているからです。

人間の場合は、父親・母親の役割が動物ほどに固定的ではないですし、そもそもマウスの実験を人に当てはめて論じるには、かなり乱暴な論理展開が存在します。

世の中の父親の方は、父親の役割を極論している内容ということで、気にせずに子どもさんと関わってほしいです。

もくじ