求人に魅力的な企業理念を「そこで働きたいと思える企業」へ

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求人をしても人が取れない話しか聞けません。

2018年9月の完全失業率は2.3%。2017年は2.8%。どんどんと下がってきています。

 

現実を見たくない経営層はことの重大さを分かりにくいのですが、実務をしている人事関連の人は2021年卒の就職協定がなくなることの影響もあり戦々恐々です。

選ぶ採用から選ばれる採用にシフトしなければならないにせよ、なかなか発想の転換が難しいところです。

今から少しずつ企業の行動を変えていかなければ2年後に間に合いません。
行動変革の一つとして、企業の情報を出して応募者に理念を伝えることから始めましょう。企業は日々の仕事に従事しているため、案外と自らを客観視できずに伝える力を高められていません。

 

 

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もくじ

求人の差が薄い。人が取れない見通ししか言わない

応募者にとって求人の差を見つけることが難しくなっています。

提供される情報が多くなっているためただでさえ一つ一つの求人を閲覧する時間が少なくなっています。企業担当者が一生懸命ピーアールしても、素通りというかこんなものかという感じです。

 

そして採用関連の人に聞けば、人が取れないという見通ししか聞けません。
完全失業率が下がっている。毎年定年する人が新卒で労働市場に入ってくる人より増えている。いいニュースはありません。

 

 

条件の差別化には限界がある

そこで条件をよくして人に来てもらおうと考えます。どこの企業も若干ながら待遇をあげていきます。

際限なく上げられる企業はいいのですが、一定レベル以上にあげるのはしんどくなってきます。やれ休みの数を増やせ、時給を上げろ、有給休暇の消化率を上げろ。もちろんそれで対応できるうちはいいのですが、業界によっても一定レベルがあり、上げにくいでしょう。

ある種のチキンレースです。どちらがどこまで条件を上げられるかの勝負を続ける形となってしまいます。

 

応募者もそれで得ばかりするかといえば、これだけ出しているのだから期待値も上がる傾向があります。安穏とはしていられないでしょう。

 

企業間の差別化に企業の理念や雰囲気を表に出そう

こういった中で地道に続けるべきは、企業の理念や雰囲気を表に出すことです。

企業のウェブサイトを見ても、理念や雰囲気を前面に出しているところというのは実はあまり多くありません。

経営者の方は地道な努力を続けていたり案外と控えめだったり、あるいは取引先の方の目もある手前、それほど派手に何かを打ち出しにくいものです。

 

理念・雰囲気を出せるというのは、つまりは差になります。働く人にとって、条件ももちろん大切なのですが、働く雰囲気やその中でうまく受け入れてもらえるのかの点も大切になります。
また、組織の中にうまく定着してほしいのは企業も働き手も同じです。

選んでもらえる採用にするため、ぜひ企業の理念も打ち出してみてはどうでしょうか。

 

 

【編集後記】
少し風邪気味です。メインの方で早く終わらせたい仕事を爆発的にしすぎたせいかと。体調は管理しつつ、手は早いままでがんばります。

【昨日のはじめて】
macOS Mojave

【子どもと昨日】
ハロウィンパーティをなかなか楽しんだ様子。子どもというよりも、先生方も楽しんでくれたからでしょうか。

大人の気持ちが影響しますね。あまりお菓子をあげていないので、もらったお菓子のうち、ゼリーだけあげました。放っておいてもお菓子はなんでも食べる機会が増えるでしょうから。

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