他ゼミへの参加で違いを取り込もう

note and memo
教授に希望したり、自主的な会にタイミングが合うと、
所属していない他のゼミへの参加ができることがあります。

違った視点から自分の学びを考えられるため、
機会が作れれば何度か参加すると発見があります。

参加のメリットと難しいところをまとめてみます。

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もくじ

メリット

・別の教授の違う価値基準に触れられる

大学の世界は師弟社会の毛色が強いと感じます。
一般的に体制への批判はあるかもしれませんが、
それだ専門職の強い仕事の現れです。

教授とのつながりはもちろんとても大切ですが、
一定のところで相対化して付き合うことで
バランスを取ることが後々に生きてきます。

別の教授のゼミに参加をするとその相対化に
役に立ちます。

雰囲気であったり進め方であったり。

授業と同様で、同じような題材を扱っていても
進め方が全然変わってきます。

いくつか経験することで見えてくるものがあります。

・違う論理展開に触れられる

解釈を重視する学問であったり、
定量的な内容を大切にする学問だったり。

また、同じ学問であってもアプローチによって
その方法が変わってくることがあります。

前後のつながりがある程度の重要性を
持っていることは当然同じですが、
自分の分野では決して使わないような
論理展開で攻めていることを目にすることも。

一つ一つに新鮮さがあります。

・違う学問分野に触れられる

その学問領域が求めている価値観の
違いは潜在的な前提の違いです。

同じ学問領域のもの同士であれば、
あまり議論にならずに通り過ぎて
詳細を語り合うところかもしれません。

違う学問分野に触れられる意味は
その価値観の違いを改めて感じられるところです。

・発言を鍛えられる

専門分野ではないので、どのような切り口で
何を進めていくか、全く未知の領域です。

それでも、存在意義を示すために何かを
発そうとすることは、鍛錬につながります。

専門分野が同じ人同士でうまく区分されて
いないことが企業の中や社会の中では多いでしょうから、
こういった違う人の中で話すことが
社会の通常の状態かもしれません。

そのような中で発言することは、
社会に出てからバックグラウンドが
違う人の中で話すことを意識できます。

難しいところ

・雰囲気に突如入る難しさ

ゼミは学校が始まった当初からずっと続いています。

そこに入るということは、新参者が
突然慣れたチームの中に入ることになります。

専門知識の有無ではなくて、新しいチームに
突如入る難しさの方を、私は最初感じました。

さじ加減をはかりつつ、上手に溶け込みたいところです。

・別の基準に合わせて話す難しさ

自分の学問領域が大切にしていることを
全く議論していないことがあります。

違いを感じられてためになる一方、
発言をしようとするときに、その視点のズレを
きっちり出していったり、意識的に
ずらしていることを際立たせてその基準で
話していくことが求められます。

その基準軸の調整が慣れるまで少し大変です。

・新規性を見出す難しさ

新規性を理解した上での議論が探求する論文では
大切です。しかし、自分の知らない領域に
急に入って議論をした際には、その新規性が
どこにあるか、ついていけないことが多いです。

持っている知識をフル活用し、
また、事前にも調べられる範囲で調べて臨むなど
上手に新規性の理解までつなげられると、
参加しているときも楽しいですし、
自分の視線の切り口を自ら楽しめます。

異なるものを飲み込むことがトレーニングになる

異なるものを飲み込むことが創造性への
第一歩にです。

違う分野のゼミへの参加はそれを試すいい機会です。
できる限り発言をしてみることも
さらにいい参加方法です。

修士一年生のうちなど、できれば早めに
そして気持ちの余裕があるときに、参加してみると
楽しめて、さらに自分の論文にも役立てられます。

機会があれば参加してみてください。

【編集後記】
国会通過をした会社法の改正について
まとめるのに資料集めをしています。

政治背景とはいえ、よく先送りされがちですね。

【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO

【一日一新】
リアルゴールドエナジー

【子育日記(2歳)】
買ってきて使ってくれなかったおもちゃを
急に引っ張り出して使ってくれました。

無駄な買い物をしたかと悔やんでたおもちゃだったので、
一緒に遊べてよかったです。

もくじ