税理士としての喜びと新しい起業家との刺激的な出会い

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | 税理士としての喜びと新しい起業家との刺激的な出会い
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税理士をする喜びというのは、色々な場面でありますが、新しい起業家との出会いがあります。
継続的にサービスを提供することも楽しさ味わえる一面ですが、今回は、これからビジネスを立ち上げる場面に立ち会える刺激という観点でまとめてみます。

もくじ

同業に「なんで税理士になるの?」と言われたことが実はある

同業の税理士の方に、ときおりお会いして話をすることがあります。
その中の稀有な例ではありますが、「なんで税理士になるの?」と聞かれたことがあります。

私の勘違いであったのかもしれませんが、その質問の意図として「あまり面白くない仕事ですけど?」というニュアンスがあったのか、その質問のときにその方に何か嫌なことがあったのか。
どちらにせよ、あまりネガティブな意味での質問に感じました。

決まった仕事だけをその方がされていたのか、税理士事務所の内勤の方で出会いの刺激が少ないからだったのかもしれません。

これに対して、実際に私が税理士の仕事をしていて色々な方にお会いをしていると、「楽しくない」ということをあまり感じません。
色々な話を聞けたり、悩みに対して一緒にアプローチできたり、楽しさを感じる場面の方がたくさんあります。

起業家の形・自己実現の形

タイトルでは起業家と書きましたが、ビジネスをする方をここでは全般的にそう呼んでいます。

会社を有すれば社長になりますし、複業も流行っているので自社はまだない方もいます。
これから新しくビジネスを立ち上げようと努力されている方もいます。
悩みながらも、誰かに商品やサービスを提供するという役割を果たそうとしています。

ご本人の認識として、すでに絶対的な地位にいるわけでもなく、とても謙虚な方が多いです。
そういった方のこれからの「挑戦」に関われるというのは、とても楽しい場面です。

ビジネスを形作っていくことは、その方の人生で得たものを何かしらの形にしていくのに似ています。
こういう場面では、哲学の認識論を象ることとの類似性があります。

会計的にもビジネス的にもより良い形のその方の認識を微調整していく過程が刺激的です。
カウンセラーっぽい側面がありつつも、精神論だけに依らずに、現実の物量や事象に基づいて話をするので、税理士は空想家にならずに済みます。

「なんで税理士になるの?」と聞かれた際のひとつの答えは、こういう喜びが得られることだと言えます。

これから何かを生み出す人のエネルギー

これから何かを生み出すエネルギーはとても大きくて、それを感じるだけで光合成をする植物のように力を得ることができます。

逆に、自分もビジネスを軌道に乗せていく中にいるので、こういうエネルギーを随所に生み出してお会いした人と一緒に悩んでいく中で、エネルギーをお渡し・お返しするような気持ちでビジネスに取り組んでいます。

税理士をしていて「いい仕事ですね」と言ってもらえることがあります。
価値を感じてもらえたからこそ、元気を分けられたからこそ、私がもらえた言葉です。

物資としてうまくいけば、精神の世界に近づいていくというのは、不思議なものです。
この点は、人が暇になると大脳新皮質を使ってあれこれと考える葦になると評される部分かもしれません。

ビジネスを進めていくと楽しいことと同時に悩みも出てくるやもしれません。
一見苦悩に見えるところも含めて、楽しく仕事を進めていけるようにがんばっていきたいです。

【編集後記】
今日は、事務作業と個別コンサルティング。
観光客も含め、日曜日だと人が多いですね。

百貨店の優勝セールを見てきましたが、売り切ればかりです。
とても活気があります。

【運動記録】
ストレッチ○

【子育て日記(6歳・2歳)】
足し算を上の子と一緒にしていました。
足し算は単純でも、色々な問い方があるので、意外と慣れるまで大変そうです。
こちらが当たり前にこなしていることでも、腑に落ちるまで過程があるんだと、新鮮です。

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