建物の中に含まれる人件費への雑感 家価格は現在価格で比較しにくい

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家を買えば、家の価格が
気になるところ。

直接聞けない場合もあるにせよ、
どれくらいかをにおわせて聞くことがあります。

しかし、この金額が案外とあてにならない。
もちろん教えてくれる金額は合っているのですが、
その金額が自分の尺度によって
本当に計れるかは別の話。

その年度によって材料費も
人件費も上がるからです。

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もくじ

再調達価格とはいうけれど

会計をしていれば再調達価格という
言葉が出てきます。

しかしどこまで当てになるのかと
ふと気になります。

先日、建築家の方の見積もりの
話になった際に、

「今は人件費も材料費も上がっていて、
想定していた価格よりも数百万高かった…」と。

一国で見回せば、ものの値段は
あまり変わらないと考えている人が
多いでしょう。

でも、実は高くなったり低くなったりは
出てくるものです。

総額を見据えた値決め

不動産屋さんも工務店も、大体
どれくらいの金額まで顧客が払って
くれるか分かっています。

だから、需要の流れを見て
ある程度手の届く物件を開発して
商売をするのです。

金利が下がっている今は、
比較的ずっと需要の後押しを
受けています。

金利が安いので支払いがやすくなる
かといえば、借りられる金額が
増えるために予算は増加傾向です。

オリンピックが近かったり万博が
近かったりすると、建築資材の価格も
上がっていきます。

関節資材の費用を吸収できなくなったので、
金額をあげさせてほしい話も聞きます。

例えば、コンクリートの価格が上がっている
から基礎工事の価格が見積もりよりも上がる、とか。

積極的にVE案を使うとしても、
値段は根拠が在ってないようなものと
つくづく感じます。

 

まとめとして

家の話になれば、内装やらと合わせて
金額がとても気になるところです。

しかし、同時期に購入しているならともかく、
5年前に購入した家と今の家では
価格比較要因に大きな差があります。

再調達価格の概念があるにせよ、
実際に立ててみるまでは費用が
最終確定に出てこないことも考えられる。

だから、敢えて。
再調達価格の金額はあまりあてにならないなと。

価値も減価償却で理論的に目減りするもの。
買ったり作ったり、どちらにせよ
十分吟味した上で予算を決めたいところです。

 

【編集後記】
クリアファイルを指と爪の間に
挟んでしまってかなり痛いです。

仕事は問題ないのですが、
包丁を使うときに親指で
抑える際に痛みが新鮮に出てきます。

【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO

【一日一新】
アップルクリームデニッシュ

【子育日記(2歳)】
一緒にシャボン玉しに行きます。

シャボン玉がどう見えているか
分かりませんが、なかなか楽しい様子。

シャボン玉ショーとか行きたい気分です。

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