翻訳のラストワンマイルと英語を学ぶ意味

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | 翻訳のラストワンマイルと英語を学ぶ意味
大阪城のミニチュアを見ながら by SONYα7Ⅳ

英語を学びたいという話と英語はもういいという話を両方聞きます。
両方ともに合っているかなと。

学ぶ理由と学ばない理由と両方をまとめてみます。

もくじ

英語を使うか使わないか選べる時代

英語を少なからず使っている身として、意識をしないと英語と関わりが減るという感覚があります。

仕事であれば、英語での問い合わせを受けます。
定常的な取引でも英語で答える必要が出てきます。

逆に日常生活でどうかというと、あまり活躍しないです。
コロナの前くらいであれば、観光客に良く道を聞かれました。
そのときくらいです。

子どもの英語の先生とは英語で話すようにしています。
授業以外で、英語を使ってコミュニケーションをする場面を子どもに見せるためですが。

英語を話す友人に会えば英語を使えます。

こんな感じで、使おうと考えれば英語を使う場面を増やせるでしょう。
使わないことを選択すれば、どんどん使う場面は減ります。

使う環境に身を置けば使う回数が増えますし、活きます。

英語をしなくても翻訳で足りるか

英語について、DeepLなど機械翻訳が優れてきたからそれで足りるという話も耳にします。
しかし、翻訳の結果を見ている限りは英語をチェックできる状態でないと使うのは怖いです。

もちろん機械の優秀さは知っています。
実際、飛行機の操縦もコンピュータで制御をしています。
しかし、どちらも人が運転もできることを前提としています。

  • 人が制御をしてエラーをコンピュータが知らせるパターン
  • コンピュータが基本制御をして、エラーを人が指摘するパターン

これを英語翻訳に当てはめれば、人側も英語を話せることを前提になるでしょう。

すっ飛ばされる場合

機械翻訳で気になるのは、すっとばされることです。
日本語翻訳にいれても、自然な流れなのか翻訳に入っていないことがあります。
なお、2回翻訳されている場合もあります。

用語の揺れ

DeepLで、有料の場合は用語指定ができます。
しかし、無料の場合は用語指定ができません。

住民税を訳しても、Resident Tax、Residence Tax、inhabitant Taxあたりがランダムで出てきます。
有料で用語指定をしていても、きちんとその通り訳されているかは確認が必要です。

チェック役は必要

上記のような揺れや飛ばしを考えると、チェック機能がいります。
英語を使うなら、「全部AIができるから任せましょう」だけでなく、ダブルチェックをするために習得がいるでしょう。

機械翻訳は、速さが最大の価値

機械翻訳は有意義に使えばいいです。
特に速いことは、かなりの武器です。

その価値を活かしつつ、最終チェックは自分で必要です。
ラストワンマイル部分の確認をするという意味です。

英語を学ぶ意味を考えると、この役割が大きい気がします。
少なくとも何を分かっていないかを識別できるといいでしょう。


【編集後記】
Google自身がその評価をどうするか、迷っている感じを受けます。
そんなこんなのうちに、検索エンジンの評価が下がり、生成AIを使う人が増えるんでしょう。

【運動記録】
ストレッチ○

【子育て日記(6歳・3歳)】
下の子が迷路をやっているのを見ると、上の子もやりたくなったみたいです。
迷路は、地道なので見ていると難しそうです。
終活で頭の体操に良さそうだなと横で見ています。

もくじ