テクノロジーとその分野をどうやってつないでいくかが
効率や質を高めるヒントとなります。

法律関連は逐一読み込んで、個別に対応することが
基本ありますが、テクノロジーと結びつける方法の
模索が進んでいる分野の一つです。

リーガルテックの分野も含めて指針を書いてくれている
「強い企業法務部門のつくり方」が参考になります。

legal tech

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前提の整備

リーガルテックをするしない以前に、
ルールづくりはその前提になります。

例えば、

(1) 11ページ 規定化の「定性的アプローチ」と「定量アプローチ」

(2) 27ページ ひとり法務部なのか、組織化なのか

の2点は考えておきたいところです。

判定らいんを決める「定性的アプローチ」と「定量アプローチ」

どの時点から法務の専門の人が関わるかのラインを決めます。

1つの取引辺り100万円を超える契約の場合に出てくるのか、
500万円を超える取引のときに出てくるのかなどとするのは、
定量的なアプローチとなります。

どの時点かや1つの取引がなになのかというのは
法務の方がわかりにくいけれど、営業部門で
バッファーに使っているところでしょう。

定性的なアプローチは、秘密保持契約は必ず専門の部門が出てくる、など
取引金額などではなくその法務分野によって必ず関わらせる基準です。

これらは、その組織の法務専門職が割けるリソースによって
線引を変える点でしょう。

リソースの違いとして、ひとり法務部門・組織化

リソースが多く割けるなら、
その法務分野は組織化しているといえるでしょう。

逆にひとりが片手間にやらざるを得ない状況なら
その名の通りひとり法務部です。

ひとりなら、外部の法務事務所との窓口となり
専門的な内容の交通整理の役割が多くなります。
また、社内でも多い法務判定があればその方が直接
対応することもあるでしょう。

組織化しているなら、リソースが割けますので
余力をもって定性的アプローチや定量的アプローチの
ラインを変えることができます。

 

以上の前提をもった上で、何にどんなリーガルテックを
もってくるかを考えます。

リーガルテックの対象として

ノウハウ共有として

リーガルテックの対象としてノウハウのデータ共有が挙げられます。

38ページ
・法務データベースの共有化
・契約書ひな形やマニュアルの共有化
・社外弁護士ネットワークの共有化
・法務スタッフの出向や受け入れなどの人材交流

ここであるデータベースは主に2種類に分けて理解ができます。
98ページで、その二つは
「案件データベース」と「ノウハウデータベース」としています。

あまり壮大なデータベースを作ることよりも
小さく小回りがきく形で運用していくことをススメてくれています。

リーガルテックの対象として

リーガルテックの対象としてはこちらが
105ページで紹介されています。

・契約書の作成・レビュー
・電子契約・管理
・チャットボット
・意見書・メモランダム作成(リサーチ機能)
・デューディリジェンス支援
・不正調査支援
・自動翻訳

この辺りでしょうか。

できることは多いのですが、
効果が出やすいところから進めていくことがいいです。

パレードの法則の通り、主要な2割に対してアプローチすれば
8割部分の手間を削減できるはず。
と考えれば、毎日頻繁にやっている一つのしごとを取り上げて
それが上記のいずれかに該当しているなら、
一点集中で取り掛かるべき点と判断できます。

例えば、毎日同じような質問が来ているのなら
社内チャットボットを作って対応できるでしょう。

契約書の作成レビューについては
リーガルテックをする前にある程度のノウハウも
貯める必要がありそうですね。

というような感じで、実際の手間を省けるところから
集中的に取り組んでいくべきでしょう。

 

意思決定の質を上げるために

法律に関わっていると、法律の遵守に目が行きます。

法律をうまく解釈できないかという上長の意見の意図は感じられても、
それが多すぎてうんざりする法務の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

組織内の法務にとって、そのバランス取りはかなり難しかったり
気を使うところです。

法律を前提にして、意思決定することで
判断の質を上げることを目標に進められるように
上手な黒子になりたいものです。

法務部門の組織づくりを考えたい方は
パラパラと読んでみると面白いですよ。

 

 

 

【編集後記】
何か刺激的な計画を立てたいなと
考え中です。休みながら検討します。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○

【子育て日記(3歳・0歳)】
今日は移動や来客のタイミングが悪く
うまく下の子が寝られず。

夕方機嫌の悪さが炸裂しました。
あやせどあやせど改善せずです。

こんな日もありますね。

上の子とは、お片付け用に箱に
写真をラベリングしました。
ラミネートできれいに一緒に作りました。