Non-Japaneseをうまくいれるとムダな空気読みが減る

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | Non-Japaneseをうまくいれるとムダな空気読みが減る
大阪駅にて

ITエンジニアでNon-Japaneseの採用が増えているニュースを聞きます。日本がITエンジニア不足ということ、日本以外だと新卒採用が薄く経験値が求められることから、一部はNon-Japaneseをうまく採用できていると考えます。

労働力としてだけでなく、上手にNon-Japaneseを混ぜるとムダな空気を読まずにすすめられる良さが出せます。

もくじ

マネーフォワードの最近の採用

マネーフォワードの新卒採用が特集されていました。エンジニア採用においてNon-Japaneseを入れているということです。「5年ほどでエンジニアの外国人比率がほぼゼロから4割」になっていて、2024年までに同職種のコミュニケーションは英語で行う方針になっています。

公用語を英語にするなど、うまくできている企業においては、このように採用率を上げられています。新卒採用自体も難しくなってきており、最近では中途にシフトしている企業も多いです。

技術的な良さもありますが、異文化の人をいれるのは空気を読むことを破壊できるからです。

文化違いの良さ

空気の破壊といっても、日本以外が空気を読まないわけではありません。言語的に細かなニュアンスを読み取りにくくなる結果です。アメリカでよく言われるのが評価をしてくれる上司にきちんとゴマをするということは言われます。取引をしていた企業でも、(もちろん上司と信頼関係が強固だったのでしょうが)、上司に対して絶対的に良い言い方をしていました。

異文化で空気が読めないということで、日本人だけで形成しやすい文化的な壁を減らせる利点があります。自分が一緒に仕事をして感じたのは、慣習を変化させてくれる点です。「去年こうだったから、来年もこうする」のように過去の踏襲をする傾向を壊してくれました。

この良さを出せると、今までになかったものを生む結果となり、単なる労働力の向上以上のプラスを産めます。

まとめとして

Non-Japaneseを雇うことは、空気の壁を壊してくれる良さが出せます。採用業務のため、他社との比較に勝ち抜く必要はありますが、そこができるのであればうまくいきます。なお、経営者の考え方は比較的大きめの障壁なので、ここを超えられるという前提は必要ですが。

少数を珍重しすぎる弊害とのバランスにも対処する必要は出ます。このバランスは難しいですが、またの機会に考えてみたいなと。


【編集後記】
保険会社の登壇のお話を少しもらいました。6月の予定です。

【運動記録】
ストレッチ○

【子育て日記(息子6歳10ヶ月、息子3歳3ヶ月)】
子どもの拳法の試合に。みんななかなか強いですね。どう練習するか、また一緒に考えていきます。

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