進化は別個体の連なりであることを、組織成長のために意識するべき

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進化論は、環境変化に対応できた種が生き残ってきたことをガラパゴス諸島のような隔離環境の生物を観察した結果としてチャールズ・ダーウィンが見出したものです。

進化論が好まれているのは、社会進化論に応用され、それが組織進化論となっているから。
なんとなく、これらは同じもののように扱われます。

同じというのは学問としてかなり乱暴でしょう。
ただ、同じとした場合に、改めて強調したいのは、

  • 強いものが生き残っているわけではないこと
  • 単一個体の話ではないこと
  • 社会進化論への応用するなら、一組織でないこと

といった点です。

進化論を組織に適用して理解するとき、経営はそのダイナミズムを自らつくり出す役割があります。

目次

環境変化に適応する者が残る

環境変化ができたから残っている

強くあるということは、ここで論点になっていません
環境に沿っているから残るということが進化論のミソです。

組織に応用する際に、その強さということから離れて議論できているでしょうか。
環境適応に重点を置いて、その特性を理解していますでしょうか。

組織理解において、強さという尺度から離れて理解することに難しさが伴います。
無心というか、ちゃんと強さという尺度をリセットした上で組織を見ているかが大切です。

また、事象として、残ったという結論から環境適応できたという判断です。
環境適応できたから残ったという判断ではありませんね。

進化論は、単一個体ではなく種の中で

連なりと理解

進化論のダイナミズムは、単一個体ではなく、その種全体の連なりを表しています

例を考えると、キリンの首が伸びたのは、一種類のキリンによってではないです。
何世代ものキリンの交配があった後で、環境適応から首の長いキリンが残ったのです。

ここから、組織進化論として理解する場合に、その単一組織が進化するようには見えません。
むしろ単一組織は生き残れないと見るのが理論に合うでしょう。

複数組織を連なって見たときの理論が進化論であることを、本質的な理解に置くべきでしょう。

問題に気づかない人は進化論の中で

なお、単一組織が進化論の範囲における、一個体である理由は、その文化を超えられないからです。

文化は問題の本質の理解の仕方につながっています。
経験した組織において、

  • 問題はどこかと聞いてくる
  • 問題はどこかと聞いてくるが、動かない
  • そこに問題はないという

どれも、その文化的な背景に強く結びついていました。
文化を超えるに容易なのは、新たな組織を用意してしまうことでしょう。

だから、進化論は複数組織を念頭においた理論なのです。

経営と組織進化論

ここまで見てきたように、進化論を組織に適用する際に、以下の問題があります。

  • 強いものが生き残っているわけではない
  • 単一個体の話ではない
  • 文化を超える難しさ

だからこそ、これらを意識した経営が必要なのです。
生物的な個体のくくりを超えた連なりに適用される理論でから、単一組織に利用するには困難が伴います。
でも、組織が単純生物でないことを逆手にとれば、単一組織で再現不可能ということでもないでしょう。

でも、なんとなく活動しているだけでは、なかなか単一組織に進化論を利用する壁を越えられません。
組織運営において進化論を適用するなら、考えておきたいところです。

【編集後記】
SPY X FAMILYを見ていて、「たそがれ」と同じ顔をしていることがあるなぁと、笑いました。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○

【子育て日記(4歳・1歳)】
公園へ。
滑り台が楽しかったみたいで、大きい子が使うサイズでも、下の子がよじ登って滑ってました。
摩擦係数が高めで、高さの割にちょうどいいスピード。
上の子と合わせて、楽しんでました。

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