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論文に新規性をどこまで求めるか

論文を書いていて迷うのは新規性です。

よくよくあるのが、論文を書いたつもりでもレポートと言われてしまうことです。
情報の羅列だけでは、論文にならずレポートになってしまいます。

実務では、情報の羅列資料だけを作って、口頭で方針を決めていくパターンの方だと、その実務との違いが出てきます。
結果、最初のとっつきにくさに つながっています。

また、いつもいつも新規性は出せません。
法学系であれば、判例がでなければ言及できる範囲は狭まります。
経営や実験を伴うもので、そのデータが取れないのと同様にです。

逆に、判例やデータが取れるものなら、多くの方の目に留まり新規性の残された領域がどんどん減ります。

みんなの目に留まればすぐにかっさらわれてしまいます。

新規性について少し考えてみましょう。

Mendeley

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検証方法から新規性を考える

新規性とはなにか。

「新しいこと」であるのでしょうが、論文ではoriginalityがあてがわれます。
これは、独創性や創造性のことをさしています。

他の人が全く言及していな論理であったり、証明できていない内容を示すことが新規性になります。

新規性には、この「相対的」側面が大きく含まれるのです。

他の人が「やっていない」「言っていない」のが独創性です。
そしてその独創性が新規性なのです。

相対的というのは、他の人が行っていることによってその研究の評価が決まってくるという意味で使ってみています。

新規性を検証するには、他の人がやってるかどうかをまずはチェックします。
俗に言う、先行研究の調査です。

先行研究で言及されているかどうは、この新規性チェックに不可欠だから求められるのです。

先行研究の評価がおろそかであると、言及したことについて新規性があるかどうかがわかりません。

新規性は、先行研究をしっかりやるから判明するのです。

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トピック新規性にこだわらない

先行研究と違ければ新規性が出るのであれば、最新の分野のトピックにこだわる必要は減ります。

もちろん、どの人も求める分野はホットですので、手を出すことに異論はありません。

例えば、コロナ関連についての研究はすでに多くなってきています。
この状況で入学した大学生は、卒業研究に当たって「コロナによるXXへの影響」という論文を量産するのではないかと推測しています。

新しい状況が生まれているので、その結果の研究として有用でしょう。

でも、トピックだけで新規性を出さなくても新規性は求められるのです。
それは、最初に言及した、新規性の検証から考えるものです。

切り口から新規制を出す

では、すでに存在する理論(既存の理論)のどこに新規性をどこに出すべきでしょう。

いくつか代表的なことを挙げると

  1. 既存の理論の状況を限定する、場合分けをする
  2. 既存の理論の有効性の検証を加える
  3. 既存の理論の組み合わせをする

万能ではなくても、これらの可能性が考えられます。

状況を限定する

場合分けをして、既存の理論が適用できない部分を探します。

理系の範囲で物性を調べる際には、環境を変えてその変化を調べるのが一つの方法です。
高圧であったり、高温であったり。

状況が異なれば挙動も違います。

法律であっても経済であっても、ことなる状況を仮定したり調べたりすることで、何かしらの新規性にたどり着けるかもしれません。

有効性の検証

既存の理論の有効性検証も一つの新規性です。

特別な状況を使うのは前述のやり方と同様ですが、既存の理論の検証に軸足を置いてみると、そこから不合理な状況が生じてくる。

法学では新しい判例が、理系の実験の立ち位置になります。
新しい物性が出てくれば、理論的な構築を見直しますよね。

だから、判例が出てくれば既存の理論を見直す。
ここに既存理論の有効性の検証が出てくるといえます。

理論の組み合わせ

法学分野であれば他法令から判断をしてみることでしょうか。

法学は閉じた世界であることが多く、その法学分野において理論が完結しています。
だからこその矛盾や違った視点からの差異が見いだせる可能性が出てきます。

それぞれかなり綿密に設計されているので、2つを学ぶ労力はかかりますが、面白さが出てくる範囲です。

どこまで新規性を求めるか

100%の新規性を求めるのは、難しい可能性があります。
だから、トピック新規性にこだわらずに切り口からの新規性を目指しましょう。

また、いつもいつも新規性が斬新さを兼ね備えられる訳ではありません。
どこまでのレベルで収めるかはその人の目標次第かもしれません。

新規性の妥協点を見つけるときの参考にしてみてください。

【編集後記】
都構想の期日前投票を済ませました。

他都道府県で、都構想の話を聞かないという批判?のようなものもありますが、当然逆もしかりで、その「他都道府県」の地元話などあまり聞きませんから、当然なのかなと。

賛否はおいておいて、日本の国と地方公共団体の利害関係を調整する法律は少ないなというのが、判例研究を行って最近感じたところです。

【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○

【子育て日記(3歳)】
ついにジェノスピノを手に入れました。

適当でいいのでしょうが、復元の書でシールを貼る位置がめちゃめちゃ不鮮明です。
自由意志に任せたいのでしょうか。

手に入れたので、早速オメガレックスと二体を同時に動かして、別の人形に強襲をかけて遊んでいました。

論文作成
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