社会人入試の大学院修士の面接を受ける前に受け答えで用意しておく3点と面接内容例

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社会人入試の大学院修士の面接。社会人になると、面接されることがめっきりと少なくなります。だから、面接がどんな内容か不安になるものです。

面接は最高のパフォーマンスで臨みたい。そう考えるなら、ぜひ面接の準備をしましょう。

社会人入試の面接はシンプルです。しかし、それなりの用意をしておかなければ上手に回答できないでしょう。
同じ内容を回答しても、面接では身なりや声、あなたが理解して発言しているか観られます。

面接前は緊張しますから、注意点を多く意識しすぎると逆効果です。
前準備として用意しておくべき3点と面接内容の概要をまとめました。

もくじ

1つ目/志望動機の復習(2種類の回答の作成)

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まずは志望動機を復習しましょう。

伝統的な大学結構な割合で志望動機が聞かれます。
提出資料にも志望動機を出すことが多いです。

ここでのポイント:出した資料と志望動機の回答が合っているか。短時間で分かりやすく文章になっていることを説明できるか

だから、用意しておく志望動機は2種類です。

  1. 2−3文でまとめた志望動機
  2. 1分程度で伝える志望動機の2種類です。

文章力として頭がいいと、口語が長くなりがちです。
しかし、長い文章は口語で伝わりにくいです。
例え相手が教授であっても、難なく意図を汲み取れる表現をしましょう。

分かりやすく表現は端的な表現です。

あるいは、1-2分程度志望動機を説明し続ける場面も出てくるでしょう。
そのために、肉付けをした1分程度バージョンも訳に立ちます。

ちなみに、採用面接の世界では志望動機を聞くことは少なくなっています。
少なくなっているというか、聞いても意味がないと考えられてきています。

大学院の面接でも同様に感じます。でも、ほとんどの大学で志望動機が聞かれるでしょう。

コミュニケーションをとるため。声を聞いて、生の質問をぶつけて受け答えの能力をみるため。
話題の一つでふってきていると理解するしかないでしょうか。

大喜利に応えられるか程度で楽に構えましょう。

2つ目/提出した研究計画書や論文の全容と論理構成の復習

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提出した資料を元に面接が進みます。
だから、提出した研究計画書の趣旨や細かな論理構成について質問が出てきます。

だから、提出した資料を直前によく復習しておきましょう。

研究計画書や論文を書いてから面接までにけっこうな時間が空いてしまうことも多いです。
どんな論理運びだったか、どこに何が書いてあるか、しっかり思い出してあなたが書いていることを伝えましょう。

ここでのポイント:提出した資料を頭に入れておき、スムーズに応えられるようにする

書いてから時間が空いている場合、自分が面接官になったつもりで質問を立ててみてもいいです。

ちなみに、教授によっては激しい質問をしてきます。
専門的なことを突き詰めた人たちです。あなたの予測質問の斜め右上をいくこと間違いなしです。
だから、万全対策は難しいでしょう。

万全を目指さず、だいたいの復習をして自信を持って臨みましょう。

3つ目/大学院の面接の趣旨を復習

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大学院の面接は、能力値や興味を測ることに加えてクラス運営に支障のない人を選ぶための側面も強いです。

仮に、提出された資料と面接のみであなたが教授として生徒の選択をするときどうするか。
日々のクラスで濃い内容を実現できる人を選びたいですよね。

研究の独創性もほしいですが、クラス運営をしていて協調性のない人も選びたくありません。

総合的にその大学院で学ぶに値する人かを測っています

言われたことに答えるだけでなく、面接官が測りたいものを理解して受け答えをしましょう。

ここでのポイント:教授が授業運営に是非参加してほしいと思う、協調性や創造力をはかれるような材料を提供しましょう

基本的な社会人入試における大学院の面接内容を知ろう

合格通知書
*合格通知書ってこんな感じ

さて、おさえておくべき3点を理解したら、基本的な大学院の面接の型を知っておきましょう。

社会人入試の面接の例

面接内容のおおよそはこんな感じでしょう。

  1. 志望動機を尋ねる
  2. キャリアの確認
  3. 研究計画書や論文の詳細への質問

派生した質問がくることもあります。でも大筋を理解しておけばそこまで怖くないです。

不安な人は、家族に付き合ってもらってでもいいので一度シミュレーションしておきましょう。

志望動機と一貫性

志望動機はあなたのキャリアに紐づけておきましょう。
社会人のための大学院であればキャリアどう位置付けて学びたいかは、面接官にとっても(あなたにとっても)とても大切です。

人は一貫性を求めます。
普段多量の時間を割いている仕事での行動とこれから大量の時間を使うであろう大学院の目的をしっかりとリンクさせれば、説得力が上がります。

学び続けられる意志をアピール

社会人向けの大学院は多いのですが、働きながらであればどうしても仕事との両立をしなければなりません。

学部生のときのように、暇な時間に一部穴埋めをする程度では卒業までたどり着けない。

面接では「この人は途中で辞めずに本当に大学院で学び続けてくれるのか?」という面接官の疑問点にぜひ応えましょう。

そして、「あなたに大学院に通ってもらいたい」と面接官を口説く気で臨んでみてください。

【編集後記】
大学院に受かりましたよ。専門分野に加えて、マーケティングや計数関連の専門能力もつけるつもりです。

だいぶ、寒くなってきました。温かいものが食べてくなり、スープカレーを食すことに。
北海道で友人に紹介された店が懐かしくなりました。

【昨日のはじめて】
ローストチキンスープカレー

【昨日の子育日記】
保育園に行く際に、目にしたものを聞いてきてくれます。
知りうる限りで答えます。
猫さんとワンワンが人気で、気がつかないくらい遠くからでも見つけてくれます。

視力いいです。

もくじ