修士課程は1350時間 独学カリキュラムは他大学を参照してみよう

木と空

通っている大学のカリキュラムに満足しないことも
あるでしょう。

それは教える方との相性であったり、
こちらが知っている知識が不十分であること
からきていることもあるかもしれません。

その他の理由からきているにせよ、
自分でその知識を補いたいと考えることも
当然の流れでしょう。

実務で必要な事象について知識を
体系的に補って進むことは必須と
考えれば、カリキュラムの方向性を
大学に教えてもらいましょう。

木と空

*木の幹のように学びを太く

もくじ

1単位の勉強時間と修士課程の学習時間

1単位の学習は45時間を想定しています。

大学院の修士課程の修了要件は30単位以上です。

大学院設置基準の制定及び学位規則の一部を
改正する省令の制定についてで、このように
規定がされています。

九 課程の修了要件等

(一) 修士課程の修了の要件は、大学院に二年以上在学し、三〇単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、当該大学院の行う修士論文の審査及び試験に合格することとしたこと。

という訳で1350時間程度を2年で
学ぶことが大学院の修士課程となるでしょう。

単純計算をしていくと
年間675時間、一日約2時間となります。

実際はこれにおさまりきらないことも
たくさんあるでしょうから、単なる目安。

それでも、闇雲に考えるよりは
わかりやすい時間となります。

 

シラバスを提供する義務として

上記の時間は最低限の時間です。

大学院で学んでいて足りないという
意見もたまに聞きますし、
分野によって私も感じることがあります。

とある方は、すでにその分野の論文を
書くことが決まっていたので、単位には
ないながらも別途学習を進めていたという
エピソードもあります。

学習を補う際に、もちろん自分なりに調べたり
教授に相談したりで学習範囲を考えて
いいのですが、他大学のカリキュラムも参考になります。

カリキュラムの開示義務は大学に課せられています。

大学設置基準

第25条の2 大学は、学生に対して、授業の方法及び内容並びに一年間の授業の計画をあらかじめ明示するものとする。

あまりに広大な範囲をやりすぎると
終わらなくなってしまうのですが、
大学院生の生活も様々です。

1日2時間が勉強に投下できる時間の方もいれば、
その倍の4時間投下できる方もいる。

同じ大学院生で、同じ修了証をもらうでしょうが、
学びへの姿勢や取り組み方は
変わってくるはずです。

気になる大学のシラバスをのぞいてみよう

どの大学もシラバスの提供をしてくれています。

大学は偏差値ほどの教育の質が比例する訳ではありません。

モノサシにも色々あるからです。
教育が充実している大学が優れているのか。
研究結果がとりだたされる大学が優れているのか。

もし、専攻している分野が優秀とわかっている
大学があれば、そこからのぞいてみましょう。

知らなければ、とりあえずは
大学の難易度ランキングであたりをつけてみてはどうでしょう。

そして、その大学のホームページで
シラバスを確認できます。

例えば京大のシラバスはこちらから見ることができます。

参考文献を確認してみよう

シラバスは充実しているものを参照しましょう。

授業内容を公開しているJMOOCの
ようなところであれば、内容にも触れられます。
興味があれば講座が取れます。

JMOOC
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内容に触れられない授業もたくさんあるでしょう。
その場合は、参考文献をみます。

その中で気になったものを選んで
触れてみるやり方も一つです。

民法改正の法案が通ってしばらくすれば、
その参考文献も一式オススメしてくれます。

時間差もあるでしょうが、
素人が参考文献を一から探すよりも
出会える確率が高まります。

まとめとして

今の世の中は、学位ではなくその分野を
いかに早く修めるかが課題です。

学びには、大学院が出しているシラバスを
参照すると体系的に学びやすくなります。

もし、自分で入門書を選ぶことが難しかったり
体系的な学びを提供している大学が
何をしているか知りたければ、
シラバスを参照しておきましょう。

もしかしたら何か新しい発見があるかもしれません。

【編集後記】
出かけると台風の前兆のような風を
感じました。それほど大きなことに
ならないといいです。

【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO

【一日一新】
車のタイヤのパンク

【子育日記(2歳)】
共有スペースの遊び場で一緒に遊んでいると
少し年上の男の子が混じってきました。

下の子の面倒見がいいようで、
優しく相手をしてくれました。

年齢の垣根を超えて接するのは
いつの時代もお互い学びになると
改めて感じさせてくれました。

もくじ