「なんとなくできる」という安心感を分解・組み合わせて得る

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | 「なんとなくできる」という安心感を分解・組み合わせて得る

独立すると新しいしごとをもらえます。
このとき、「なんとなくできる」という感覚が自分の安心感になります。

見た目が新しくても、本質的に困っていることがあって、その困っていることに対して回答をする意識を持っています。

自分の安心感があるしごと、相手にとっても安心感につなげられる自信があります。
もし、「なんとなくできる」安心感が自分にない場合、要素を分けたり組み合わせたりして、自分のフィールドに持ってきて安心感を出しましょう。

もくじ

歳を重ねれば似た経験がたくさんある

しごとの本質はどこか似ていて、たくさんこなしていれば、似た要素に出会います。

依頼をされれば、どこかにポイントがある。
申請をするなら、どういう形で聞いていけばいいかのフローがある。

「下積みはいらない」というのが社会の、特に若い層のトレンドになっているけれども、積んでしまっているものがあるのなら、逆に活かしたいものです。

荘子ですね。

人皆知有用之用而莫知無用之用也。

書き下し文「人皆有用の用を知りて、無用の用を知る莫(な)し。

荘子 第四 人間世編 第十八節

解釈として、「人は有用なものが役に立つのは知っているが、無用が役に立っていることを知らない」。
「『役に立たないこと』が役に立っている」という意味ですね。

解釈をすることで、ムダと感じていた過去の経験に重ね合わせて、安心感をつくることができます。

分解して要素を確認する

一見過去の経験に近くなくても、分解して要素を確認すると、経験していることに重ね合わせやすいです。

新しい分野いくらでも出てきます。
でも、その本質は、誰かの役に立つこと、何かをこなすことに集約されていきます。

しごとをちゃんとしている人であれば、分解して要素を確認することで、初めてのしごとについて、ちゃんと今までの経験に重ね合わせられるものだと気がつけるはずです。

組み合わせて全体の求めを把握する

同様に組み合わせることも大切です。

因数分解のようなもので、自己が持っている経験が何かの集合体である場合があります。
経験そのものを因数分解して重ね合わせることも可能です。
一方、目の前にある問題事態を組み合わせて、自身が持っている複合的な経験に結びつけることも可能でしょう。

どちらをするかは置いておいて、今までにある経験に近づけましょう。
大切なのは、経験があるとして、自信に近づけることです。
プラシーボ効果のようなもので、「できる」と認識できればその質も高くできるはずです。

【編集後記】
育てているトマトを巻き直しています。
もう少し早くやっておけばよかったなと反省。
でも、なんとかうまく整えて、背をある程度で収められました。

収穫を期待しています。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○

【子育て日記(5歳・1歳)】
暑いのでプールを。
水をはってしばらく置いておくだけで、お湯になっていました。
水鉄砲など事前に用意していたので、気に入ってました。
キリのシャワーとかも、痛くないので楽しそうです。

気に入りすぎて、なかなかあがってもらえなかったですが、楽しかったです。

もくじ