ゴミ箱のゴミを誰が片付けるかは、意外と問題になります。

単純労働なのでコンピュータで自動化できるものでもありません。
ここに在宅勤務が発生すると、オフィスにいる人数が減って単純労働力として少なくなります。

出社率が50%であっても各自のゴミ箱があれば、ゴミ集めは必要です。
逆に、担当を回していた人が少なくなってしまうことで、片付ける番が早く回ってくることも。

在宅勤務が増えたなら、それに従ってゴミ集めの効率化も必要です。
効率化を突き詰めるとゴミ箱をなくすことにつながります。
効率化を求める意味で、在宅勤務が増えたらゴミ箱をなくすことを提案しましょうという話です。

実現性を考えて「おためし」で部分的に個別のゴミ箱を減らすことを考えてみます。

 

 

 

なくしたい総務のゴミ捨て

なくしたいけどなくせないのがゴミ捨てしごとです。

組織内の影響力が強い人が賛成をしないとなかなかなくせないものです。
そして、残念ながら注力するべき課題とみられないことが多いです。

こなす難易度が高いわけではないこのしごとですが、なくす難易度は高いです。

どんなゴミが捨ててあるかを考えるとよく捨てるが回収をしない人はただのりをしていることも。
ゴミ箱を使う頻度や捨てている量も人によってまちまちです。

その意味で、回収の手間をなくすなら、各自のゴミ箱はなくして共有ゴミ箱だけにすることが考えられます。

 

オフィスのゴミの内容

共有ゴミ箱を考えるとして、オフィスではどのようなゴミが出ているか見てみましょう。
大まかに挙げるとこうなります。

  • 書類(機密以外)
  • DM
  • 梱包・封筒類(再利用もあるが)
  • フセン
  • おかしの包み
  • ティッシュゴミ(風邪・花粉症などにより)

想定していたよりもゴミの量はないのかなと。
工場やものを扱う業務が多いと、入るとゴミの種類がもう少し変わりますが。

ペーパーレスをしていくと、書類(機密以外)やフセンは減らせるでしょう。
DM類の処理が困るところですが、不要なものは適宜処理すればゴミ箱が手元に必要とまでならないです。

このうち人によって出る差があるのは、おかしやティッシュのゴミとなります。
(ペットボトルゴミも出ている方と出ていない方に差がある感じですが、とりあえず外して進めます。)

片付ける立場からすれば、そういう属人的傾向が強いゴミは、自分で処理してほしいと強く感じるものです。

 

ゴミ箱の部分廃棄

オフィスの個人のごみ箱のごみを誰が捨てるのか問題」でも、ゴミ箱の撤廃の提案が、

社内に帰って「ごみ箱をなくしましょう!」と言っても「自分が楽したいだけやん」と思われてしまうかもしれない。

と指摘されています。

提案しにくいし、しても影響力のある方に否定をされてしまうことも考えれます。

組織によってその影響力の存在の仕方が違いますから。
官民の違い、規模の違い、上司というだけでなく、経営者兼株主という場合もあります。

年次が長い人がいる場合も提案がしにくいかもしれません。

個別のゴミ箱の回収を分担しようとしても、外回りの方がいる場合にはよくスキップされたりサボったりされるので、これはこれでストレスです。

在宅勤務で分担者が減るとさらに悩ませられるしごとになってしまいます。

という中の折衷案として、導入に反対しそうな役職の方だけ継続でそのゴミ箱の回収をするが、その他の方のゴミ箱はなくしてしまうことを提案します。

その際には、「おためし」と付け加えましょう。
このやり方の目指すところは、「とりあえずの導入」です。

ゴミ箱をなくしてゴミ回収問題を減らしても、大多数の人にとっては変わらず、少数の人に対して回収の手間が減るようなプラスの影響があります。

単純多数決では分が悪い内容です。

ただ、実際に各自のゴミ箱をなくしてしまってもそれほど困らないことも、やってみれば実感できるものです。

フリーアドレスを導入できてしまえば、各自のゴミ箱を減らす導入ができるかもしれません。
その意味で、上記の提案は、フリーアドレスを導入していない意外と古い中小企業によく当てはまる気がします。
状況に応じて適用してみるといいかなと。

「おためし」をした後に、その後の拡充や分担を考えいくといいでしょう。
在宅勤務は、そのタネにしていく使い方がよいです。

導入の参考になればうれしいです。

 

【編集後記】
新入社員の入社用意をしている会社も多いですよね。
昨年に続き、入社式や懇親会をどうするかは悩みの種です。

といっても、とりうる選択肢は少ないので決断するだけですが。