答えがないことは、そのときの自分が判断することに価値がある

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | 答えがないことは、そのときの自分が判断することに価値がある

社会に出たら答えがないことの方が多いと。分からない問題に対して他の人がどう判断したか、もちろん気になるところです。しかし、良いところも悪いところもある中で、最終的に自分で決めて進む必要があります。

答えが合っているかどうかよりも、自分が判断できたかどうかも価値があります。合っているかどうかが気になる場合があっても、決める思考を続けましょう。

もくじ

自分自身で思考することの重要性

考えを深めて自分で決めるというのは、日本の社会で、下手だと言われることの一つです。ChatGPTが日本社会で流行るだろうというのも、嘘で塗り固めた答えであっても、断定的に回答をしてもらえるというのは、うれしい機能です。

合っているかどうかの答えを出す前に、このような決まった答えがない状況において、自分で答えを出すトレーニングをしていくのは大切なことです。トレーニングをしていけば伸ばすことができます。資格でもないですし、テストが出るわけでもないですし、自分で決められる能力の価値は高いです。

測りにくいのですが、価値は高いという認識をまず持ちましょう。

自分の内面に確固たる価値観を持つことの重要性

自分なりの価値判断を持つことで、満足度を高めることができます。それは、過程と向き合う素地になるからです。

人生で解決する際には、到達点ではなくその道すがらの方が思い出深く、そして、結論に価値を与えます。例えば、同じ富士山の山頂に登るとして、たどり着くのは山頂の一点です。もちろん、おハチ回りをするかはあります。しかし、どの道から登るかは、途中の景色を変えますし、難易度も変わります。御殿場口から登るのか、富士吉田口から登るのか、景色も険しさも変わります。思い出も変われば、満足度も変わります。

正しい道でないかは不安かもしれません。しかし、それ以上に自分で決めて進んだことで価値が生まれるのは、楽しいところです。確固たる価値観を大切にしましょう。

「問題解決能力」は答えがないものを解決することへ

これまでの問題解決は、答えがあるものを解決する力、早く解決する力が問題解決能力の冴えたるものでした。しかし、答えがないものを解決する力として、再注目されるはずです。これは、ChatGPTが出てきてなおさら考えられるものです。

人が答えがないものに対してゆらぎを与えることくらいが役割になると考えれば、自信を持ってここに取り組めるようになる力が役に立ちます。ここには、論理的な思考能力というだけでなく、自分の立ち位置をどこにおいておくかも問題になるでしょう。私は、個人事業主+会社経営をしていますが、そういう立場からの発言とそれ以外の立場からの発言の場合、意味内容が異なってきます。まして、ChatGPTは、自分自身にリスクをとって話す立場でもないので、なおさら言葉が軽いと批判する人がいる理由です。

決めることは自己肯定感を高めるということを意識し、私の場合、答えがないものを解決するよう努めてみています。

そのときの答えを大切にする

タイムリープものが流行るのは、答えを知っている中で、結論から見た最適解を求めたいからです。しかし、最適解を求めすぎるのは、答えがないことを決める力や満足感、自信を育てることを邪魔します。物語は楽しいですし、それで愉しめばいいです。

しかし、日常生活ではきちんとその場で答えを出せたことへ、自分を褒めて進むことが大切でしょう。時間も人生も有限で、無限に時間をかけて決められるわけではないので。

その意味で、少しくらい間違っていても今まで決めた答えをきちんと大切にして、日々の事業の決定を楽しんでいきましょう。

【編集後記】
セミナーへ参加。
長時間対応してもらえたのと、お話ができて楽しかったです。

【運動記録】
ストレッチ○

【子育て日記(5歳・2歳)】
一緒にメザスタ。
少しずつうまくなっています。今日は、スーパースターポケモンのガラスサンダーを入手しました!

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