自分に影響するかどうかが判断のポイント

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | 自分に影響するかどうかが判断のポイント

「AIが仕事を奪う」という言葉は、しばしば生活に関わる大きな話題です。
しかし、この考えがどの程度自分自身に影響を与えるのかは、人によって捉え方が異なります。
私自身が感じた事例を通して、AIの影響に対する異なる視点をご紹介します。

もくじ

自分の分野では怖いが、財務は簡単になってほしい

自分の分野では、AIが人と置き換わることへの批判が当然あります。
明日からAIに代替されることを誰が望むでしょう。

機械化やコンピュータによる代替をされることになったときも、こんな反応が強かったのだと感じさせます。

そのような批判をする人と話しをしたときに、「AIが財務分析を自動化してほしい。記帳作業を自動化してほしい」という趣旨のことを言っていました。

これらの自動化について、私自身も否定的な意見は持っていませんが、現在人が介入して行っているものも多くて「誰かの仕事をなくしてほしい」と言っているのと似た発言でした。

その発言を否定するつもりはないです。
しかし、分野を一部に限ってAIが発展する可能性は低いでしょう。

AIが何を奪うかの想像力の違い

「私の領域は侵さないでほしい、でも、他のことではAIで簡単になってほしい」というのは、願望なのか想像力が足りないのか。

その両方であるかもしれません。

まあ、自分の仕事領域が侵されなくなってほしいと誰も望むはずもないですから、自由に発言をした中の一つなのでしょうが。

別の人から見れば、その仕事は別の誰かがしているよそ事で、自動化してほしいものです。
私の仕事は、他の誰かから見れば、自動化してほしいものかもしれません。
その視点は回り回ってすべてに及ぶようにも感じます。

分野を選定してくれないAI

特定技能外国人で、自動車運送、鉄道、林業、木材産業などが追加される検討がありました。
日本に住んでいる人から見れば、仕事を奪われる可能性が高まります。
高まりますが、人手不足という側面で政治的にも許容されるのでしょう。

それでも、外国人を入れないようにしている分野はあります。

AIでいくと、日本は規制がゆるい感じです。特定の分野で使ってはいけないという話を聞きません。
漫画やアニメで慣れているからでしょうか。

日本以外で見てみると、AIを規制するようにというデモだってストだってあります。
現在のところあまり規制が多くないようですが、日本よりは規制される可能性があります。

「人はOK、自分のはダメ。」という考えは、どこか普及するものでしょうが、不思議な感じを受けます。
どういう分野に影響を及ぼすか、AIが育っていくか、注目し続けたいです。


【編集後記】
とある外国から、仕事で質問を受けました。

【運動記録】
ストレッチ○

【子育て日記(6歳・3歳)】
制服を選んだり用具を買ったりと、上の子の準備。
春は間近なので、しっかりと準備したいです。

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