経営者にとって総務部が物足りないと感じたら見直すべき点

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経営層にとって総務部の物足りなさを聞くことがあります。なかなか新しい提案をしてくれないというところです。

経営環境は日々変化をしています。今までを維持するような体制だけでなく刷新していく体制がほしい。一方で、そこまでの刷新提案をしてくれない。悩ましいところです。

 

そういった提案がこない理由として、日々の仕事を円滑に進める総務部はなかなか加点をして仕事を評価してもらえないことがあげられます。

全てを加点方式にしては部がおかしくなりますが、刷新提案をしていい部分を経営者が積極的に加点方式にするようにしてはどうでしょうか。

 

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もくじ

部の中は基本減点方式、経営者の評価も減点方式

総務部の性質として、ものごとを積極的に進めていくよりも着実に進めていくところがあります。書類を仕上げる仕事の割合だったり他の人から同時にチェックを受ける仕事の割合が高かったりするためです。

部内での上下においてもある程度の減点方式となります。会社や上司によってその程度が弱めな場合もありますが。

 

経営層のプレッシャーもあります。総務部は社員だけでなく経営層とも多く関わるので、間違いが多いと目につくものです。無言の圧力がミスをなくしていると同時に、減点方式になっています。

 

ホスピタリティが求められるが、戦略構築には攻めの姿勢がいる

減点方式が悪いわけではないです。ミスが少ないのはいいことです。社員の満足度をあげる際にミスばかりしている総務部があれば、印象がよくないでしょうし。

しかし、社内の情報の動きであったりやり方を刷新しようとしている場合には、減点方式ではなかなかアイディが出ません。

 

ホスピタリティと戦略構築は、なかなか両立しにくい心の持ちようです。同じ人に多くを一度に求めすぎるのは難しいこととなります。

 

経営層が失敗を積極的に許容する領域を明確にする

減点方式になっている理由に経営層の無言のプレッシャーをあげました。無言のプレッシャーをなくすには、この領域のミスは気にしないということを言葉でしっかり伝えてあげる必要があります。

「ITの活用で、工場と営業の生産管理の情報を円滑にしてほしい」など、領域を明確化する必要があります。

領域自体を考えてくれる総務責任者がいれば心強いところです。そうでなければ、領域を決めて動かさなければ、なかなか理想の動きに至りません。

 

全てでなくても、部分的にミスを認めるというメッセージ。変えたい分野に対して認めて送ってみてはどうでしょうか。

 

【編集後記】
少し長めに寝たら、風邪気味なのは治りました。やっぱり睡眠時間は大切ですね。

【昨日のはじめて】
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【子どもと昨日】
お風呂からあがってオムツをはいたりズボンをはいたり。なんとなく自分でしようとします。まだ、完全にできるわけではないのですが、はかせようするとズボン自体をほしがって、高々と脚をあげてはこうとしてくれます。

脚のあげかたはいい感じです。

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