税理士ブログのカテゴリー分け検討

一人事務所を大阪で営む税理士のブログ | 税理士ブログのカテゴリー分け検討

税理士ブログを書くときに、どのように分けるか、考え方によって変わります。
ブログを書いて増設していくという方法があるでしょうが、いくつかの方法があります。

参考になるようにまとめてみます。

もくじ

税法分類

税法の分類によって分ける方法です。
税理士をしていれば、税法目線で分けるのは素直なやり方です。

  • 所得税
  • 法人税
  • 消費税
  • 相続税

などなど、税法科目で分けます。

かつ、その下にも枝葉をつけやすいです。
「インボイス制度」とあれば、消費税の下に設置をします。

この方法の長所として、書き手側、税理士側が分かりやすいことがあります。
税法を体系的に理解している上で、書いたか書いていないか、その後のチェックがしやすい利点があります。

問題点としては、対象への複数問題は避けられない点です。
所得税と法人税であれば、対象は大まかに分かれています。
しかし、消費税を例にすれば、個人事業主が読むことも中小企業が読むこともあります。
いまいち対象を定められない場合があったり、複数の対象が混じりやすいことが挙げられるでしょう。

サービスベース

提供しているサービスベースでカテゴリー分けをします。

こちらも提供側として理解がしやすいです。
税理士が提供しているサービスとして、例えば、

  • 顧問契約
  • 相続相談
  • 所得税申告

など、こんな感じで羅列しておけます。
サービスベースなので、自分のサービスを想定して執筆ができる良さがあります。

販売をベースにしたものであれば、事務所のサービス内容に連動して書きやすいです。
「ブログを書く→販売促進にする」といった流れも分かりやすく、書き手にとって選ぶカテゴリー分けをの方法です。

サービスの内容が分かりにくいと、読み手はカテゴリーを選びにくい可能性がありますが。

読み手の目的ベース

読み手の目的に合わせたカテゴリー分けをする方法があります。

税理士のブログを読む場合に、目的があるので、それらをカテゴリー分けの基本にしていきます。

例えば、

  • 節税
  • 独立
  • 相続

などなど。

本当はもっと細かな目的に合わせられるといいですが、例示なので勘弁してもらいます。
読み手の内容と合わされてとてもわかり易い分類が提供できます。

一方で、これらのニーズを想像するのが書き手側の税理士にとって難しいことがあります。
調査をしたり、聞き取りをしたりなどしてうまく合わせられるかが課題です。

受け手側の立場

サービスを受ける人の立場によって分ける方法があります。

例えば、

  • 個人事業主
  • 法人
  • 会社員
  • 複業

などなど。
業界が決まっていれば、その業界名をカテゴリー分けに使うことも可能です。

こちらの方が、先程のサービス受け手ニーズを想像するより分かりやすいので、書きやすいです。
読み手も、比較的自分の立場と分類が合わせられるので、選びやすいでしょう。

しかし、うまくわけないと、意味のない分類になってしまう可能性があります。
個人事業主にも法人にも関連する事項というものもあり、ブログ自体が書きにくいことが発生します。

ハイブリッド型

上記の分類のを組み合わせて提示することもできます。

一部の内容は、サービスの受け手で分類し、一部はサービスの内容によって分けるという感じです。
現実問題この方法を使っている人は多いかなと考えます。

しかしながら、分類が2箇所になりがちなので、この整合性を自分でつけておく必要があります。

まとめとして

ブログをしていて、これしかない唯一解というものはないと感じます。
私自身も色々な方法を試していますが、サイトによって分けてみています。

意外と受け手側の立場をベースにした方法は書きやすかったです。
ちょっと税法が複数にまたがるのは、気持ち悪いと感じる人がいるかもしれませんが。

その時期や目的に応じて、選択してみましょう。

もくじ